【メタボ改善訴求】サプリメントoemでオススメの成分と訴求ポイント

  • 2021.03.19
サプリメント oem メタボ改善

今回は、メタボリックシンドロームのおそろしさと、メタボ改善が期待されるオススメの成分例、訴求ポイントについてご紹介します。

メタボ改善のサプリメントが多く販売されている市場で他社との差別化を図るためにも、安心、安全な成分を使用し、高い効果や機能性を訴求すること消費者が手に取りやすい商品開発を実現しましょう。

目次
1.実は怖い!メタボを侮るべからず
2.メタボ改善にオススメな成分と訴求ポイント
2-1.内臓脂肪の減少が期待される成分
2-2.脂質代謝の改善が期待される成分
2-3.高めの血圧の改善が期待される成分
2-4.血糖値の改善が期待される成分
3.ダイエット業界で注目の最新成分・原料をご紹介
4.まとめ

実は怖い!メタボを侮るべからず

日本では、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm・女性90cm以上で、かつ脂質代謝異常・高血圧・高血糖の3つのうち2つ以上に当てはまると、メタボリックシンドローム(通称メタボ)と診断されます*1。

メタボリックシンドロームが強く疑われる人と予備群と考えられる人は40~74歳の約3割にのぼり、特に男性では2人に1人がメタボ、あるいはメタボ予備群です。

*1 e-ヘルスネット 「メタボリックシンドロームの診断基準」(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-01-003.html

メタボとは「動脈硬化に繋がるリスクが高い状態」です。メタボが危険な理由は、自覚症状がほとんどないまま動脈硬化が進行してしまうことにあります。

動脈硬化を起こしやすくする要因として、肥満(特に内臓脂肪型肥満)・脂質異常症・高血圧・糖尿病・喫煙などがありますが、これらの要因が重なれば、それぞれの程度が低くても動脈硬化が進行してしまいます。

メタボが複数の項目から総合的に診断される理由が分かりますよね。

さらに、動脈硬化は日本人の死因の上位を占める心臓病や脳卒中のリスクを高めます。「少しお腹が出てきたな」「血圧や血糖値が少し高めだな」と思いながらもそのままにしていた結果、ある日突然心筋梗塞を起こして倒れた、というケースも珍しくないと言われます。

また、脳卒中は寝たきりになる原因の第1位です。寝たきりになるとQOL(生活の質)も低下してしまうため、健康で長生きするためには動脈硬化のリスクが高いメタボの兆候を早く見つけて、予防・改善することが非常に重要です。

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メタボ改善にオススメな成分と訴求ポイント

メタボ改善おすすめ成分

ここからは、健康食品OEM開発のヒントとしてメタボ対策が期待される成分例と訴求ポイントをご紹介します。特定保健用食品や機能性表示食品の関与成分として許可・届出されている成分も多くあります。

1.内臓脂肪の減少が期待される成分

メタボの診断基準を見て分かるように、メタボの前提はまず内臓脂肪の蓄積です。そのため、メタボ対策でまず考えるべきは「内臓脂肪を減らすこと」です。

これらの効果のメカニズムには大きく分けて①脂肪を体に入れない、②体の中で脂肪を作らせない、③脂肪を燃やして溜め込まない、の3つがあります。作用機序について詳しく知りたい方は、こちらもご参照ください。

体脂肪を減らすのを助ける成分の「作用機序」を解説します

<オススメ成分の一例>
ウーロン茶重合ポリフェノール、エラグ酸、ガセリ菌SP株、ケルセチン配糖体、コーヒー豆マンノオリゴ糖、コーヒー豆由来クロロゲン酸類、ターミナリアベリリカ由来没食子酸、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、ラクトフェリン、リンゴ由来プロシアニジン、ローズヒップ由来ティリロサイド、葛の花由来イソフラボン、酢酸、茶カテキン

2.脂質代謝の改善が期待される成分

脂質代謝のポイントとしては、中性脂肪とコレステロールの2つがあります。

●コレステロール
コレステロールは、細胞膜を構成したり、胆汁酸やホルモンの一種でもあるステロイドホルモンの原料となる、体にとって必要な物質です。 しかし、血液中のLDL-コレステロールが増えすぎると動脈壁にコレステロールが入り込み酸化・蓄積し、動脈壁は厚く硬くなっていきます(=動脈硬化)。一方で、HDL-コレステロールは動脈壁に沈着したコレステロールを再び血液中に洗い出し、肝臓に運んで処理する働きがあります。LDL-コレステロールを減らし、HDL-コレステロールを増やすことが、動脈硬化の予防・改善に繋がります。
コレステロールについてもっと知りたい方はこちらもご参照ください。

コレステロールとは~高いとどうなる?下げ方は?

<オススメ成分の一例>

  • LDL-コレステロールを減らす:αーリノレン酸、アリイン、アントロキノノール、ガレート型カテキン、キトサン、キューバ産サトウキビ由来ポリコサノール、リコピン、松樹皮由来プロシアニジン、米紅麹ポリケチド
  • HDL-コレステロールを増やす:リコピン
  • LDL-コレステロールとHDL-コレステロールの比率を改善する:キューバ産サトウキビ由来ポリコサノール
  • LDL-コレステロール酸化を抑制:オリーブ果実由来ヒドロキシチロソール

●中性脂肪
中性脂肪は人が活動していくためのエネルギー源になりますが、食べ過ぎて余ったものは内臓脂肪や皮下脂肪として蓄えられます。血液中の中性脂肪が増えすぎると、LDL-コレステロールが増えたり、HDL-コレステロールが減ったり、血液の粘度が高まることにより、動脈硬化を促進します。

<オススメ成分の一例>

  • 血中中性脂肪:DHA,EPA、イヌリン、エラグ酸、モノグルコシルヘスペリジン、大豆ベータコングリシニン
  • 食後の中性脂肪:イソマルトデキストリン、キウイ由来プロシアニジン、グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリン、サイリウム種皮由来の食物繊維、ターミナリアベリリカ由来没食子酸、ポリデキストロース、難消化性デキストリン

3.高めの血圧の改善が期待される成分

血圧が高い状態が続くと血管はもろく傷つきやすくなり、コレステロールが動脈壁内に入りやすくなるため、動脈硬化を促進します。

<オススメ成分の一例>
GABA、GSAC(γ-グルタミル-S-アリルシステイン)、α-リノレン酸、カカオフラバノール、コーヒー豆由来クロロゲン酸類、サーデンペプチド、トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)、ナス由来コリンエステル、バリルチロシン、ヒハツ由来ピペリン、モノグルコシルヘスペリジン、ラクトトリペプチド、リコピン、わかめペプチド、海苔オリゴペプチド、大豆ペプチド、杜仲葉由来ゲニポシド酸、納豆菌由来ナットウキナーゼ

4.血糖値の改善が期待される成分

高血糖状態が続くと、ドロドロになった血液が血管壁に張り付き、糖分と血管壁のタンパク質が化学反応を起こすことで活性酸素が発生し、血管壁を傷つけると言われています。傷ついた血管ではコレステロールが動脈壁内に入りやすくなるため、動脈硬化を促進します。

<オススメ成分の一例>

  • 空腹時血糖値:5-アミノレブリン酸リン酸塩、L-アルギニン、ナリンジン
  • 食後血糖値:α‐シクロデキストリン、アルギン酸Ca、イソマルトデキストリン、イヌリン、グアーガム分解物、コーヒー豆由来クロロゲン酸類、サイリウム種皮由来の食物繊維、サラシア由来サラシノール、サラシア由来ネオコタラノール、ターミナリアベリリカ由来没食子酸、トレハロース、バナバ葉由来コロソリン酸、パラチノース、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸、ポリデキストロース、ルテオリン、大麦由来β-グルカン、希少糖、桑の葉由来イミノシュガー、桑由来モラノリン、小麦アルブミン、難消化性デキストリン

ダイエット業界で注目の最新成分・原料をご紹介

ダイエット業界では、次々に新成分が登場しています。近年注目度が高まっている成分をまとめてご紹介します。それぞれこれからサプリメントoem開発するならチェックしておきたいオススメ成分となっていますので、ぜひ詳細を各成分を解説しているコラムでご確認ください。

・ブラックジンジャー
ブラックジンジャーとは?おなかの脂肪燃焼で密かなブーム到来!?

・ターミナリアベリリカ
ターミナリアベリリカとは?その機能性は?

・GLP-1
GLP-1とは?~健康食品・サプリ商品開発者必見の「やせるホルモン」

・フラバンジェノール
「フラバンジェノール」の3つの機能性~OEM開発事例もご紹介~

・葛の花エキス
「葛の花エキス」「葛の花由来イソフラボン」の特性をご紹介!

無料EC・通販で「売れる商品」を開発する! 7つのポイント

まとめ

いかがでしょうか。現代人は慢性的な運動不足と栄養過多になりやすい環境のため、油断すれば誰もがメタボになる恐れがあります。しかしながら、バランスの良い食事や適度な運動、そして禁煙など、よい生活習慣を心掛けることでメタボは予防・改善することができます。

少し太ったかも、血圧が少し高くなってきたかも、という兆候をスルーせず、健康食品も上手く取り入れて、自分自身と大切なご家族の体を危険な病気のリスクから守ってください。

健康食品のOEMのことなら、東洋新薬にお問い合わせください。

>関連情報:健康食品・サプリメントOEMサービス
>関連情報:ダイエットサプリのOEM商品『ベリリカライフ』

無料EC・通販で「売れる商品」を開発する! 7つのポイント

商品開発に携わってきた東洋新薬の視点から、過去実際に「売れた商品」に共通した7つのポイントを、ご紹介します。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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