オーラルケア OEM開発のヒント~売れる商品づくりのポイント

  • 2021.12.23
オーラルケア oem

「口は万病の元」という言葉通り、口の中をよい環境に保つことは健康の基本です。口の中には400〜700種類もの細菌がすみ、外からウイルスや悪い細菌が入ってこない口腔内環境づくりをしています。しかし、オーラルケアを怠ると口腔衛生状態が低下し、歯周病をきっかけとしたさまざまな健康被害を引き起こす可能性があります。

今回は、健康の鍵とも言える良好な口腔衛生状態を保つオーラルケアのOEM商品開発における、売れる商品づくりのポイントを解説します。

目次
1.オーラルケアとは
2.日本におけるオーラルケア市場
3.コロナ禍の影響によるオーラルケアへの関心の高まり
4.セルフオーラルケア商品にはどんな種類がある?
4-1.歯ブラシ
4-2.歯磨き粉
4-3.歯間ブラシ・デンタルブラシ
4-4.舌ブラシ(舌クリーナー)
4-5.マウスウォッシュ(洗口液)
4-6.キシリトールガム・タブレット、サプリメント
5.OEMで製造できるオーラルケアサプリ

オーラルケアとは

まずはオーラルケアとはについてもう一度確認してみましょう。

オーラルケアとは、口腔内の健康を維持するためのケアのことを指します。歯磨きやフロスで歯垢を取り除くことはもちろん、歯医者に通うことや、食生活に関わる部分も関係してきます。オーラルケアを怠ると、虫歯や歯周病、口臭などの口腔内トラブルが起こるだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。歯周病は、心臓病や糖尿病、認知症などとの関連性があるとされており、口腔内の健康を最適な状態で維持することは、体全体の健康を維持することに繋がるということになります。オーラルケアは、日常的な取り組みが重要ですが、歯医者でのチェックや治療も欠かせません。しかし、歯医者に通わずとも可能な範囲でケアを行い方に向けて、オーラルケアに関するさまざまな商品が販売されています。

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日本におけるオーラルケア市場

日本における2020年のオーラルケア市場は4,096億円。新型コロナウイルス感染拡大による外出の自粛でドラッグストアへの来店機会が減少したことで前年比100.2%と微増ではありますが、コロナ禍で購買行動が大きく変化してさまざまな分野の消費が落ち込む中でも売上高をキープし、関心の高まりから、拡大が見込まれる商品ジャンルの一つです。

オーラルケア関連製品は、各自治体で「オーラルフレイル(口腔機能の衰え)対策」が推進され、オーラルケアが未病管理を含めた対策として認知が進んだことで市場拡大を続けてきました。歯磨き粉や歯ブラシ、洗口剤の堅調な需要に加えて、機能強化を図った製品開発により商品単価が上昇していることなどの理由で、市場は活性化しています。

出典元:富士経済 国内のオーラルケア関連製品市場を調査
https://www.fuji-keizai.co.jp/file.html?dir=press&file=21032.pdf&nocache

コロナ禍の影響によるオーラルケアへの関心の高まり

マスク生活があたり前となり、口臭が気になる人が増えました。また、感染防止で出歩くことが減り、すぐに病院に行くのではなく自ら予防処置を取る、セルフメディケーションの意識も高まりました。加えて、コロナ禍によりオンラインショッピング機会が増加し、これまで店頭では目にすることが少なかった、より高機能なオーラルケア商品にも注目が集まっています。

マスク生活で気になる口臭の原因はさまざまですが、むし歯や歯周病、舌の上の歯垢(プラーク)がその大半を占めます。

マスクをしていると息苦しく、つい口呼吸になりがち。口呼吸すると口の中が乾燥、唾液が減ってしまいます。その結果、口の中をよい環境に保つことができなくなり、むし歯や歯周病が悪化し口臭が強くなります。そのため、マスク着用時には意識して鼻呼吸を行い、口の中を乾燥させないことが重要。併せてマウスウォッシュやサプリメントなどで口腔ケアを行い、良好な状態を保つよう心掛けることが大切です。

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セルフオーラルケア商品にはどんな種類がある?

OEM商品開発のヒントとして、まずは代表的なセルフオーラルケアをご紹介します。

歯ブラシ

歯ブラシ

オーラルケアの基本。自分の歯や歯肉の状態に合わせたものを選ぶ傾向が高まり、形状、毛の大きさ、硬さなどのバリエーションが増えています。

歯磨き粉

歯磨き粉

単なる洗浄目的から虫歯予防ならフッ素入り、歯周病予防ならトラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、着色防止ならポリエチレングリコールやポリリン酸ナトリウムなど、目的別に成分で選択されるようになってきています。

歯間ブラシ・デンタルブラシ

歯間ブラシ・デンタルブラシ

歯と歯の間を磨くためのもので、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の根元にある隙間のケアに適しています。こちらも隙間の大きさや材質など、バリエーションが増加しています。

舌ブラシ(舌クリーナー)

舌ブラシ(舌クリーナー)

舌苔と呼ばれる汚れを除去する目的で使用される専用の商品です。歯ブラシよりも毛の密度が濃く、柔らかくいブラシタイプや、プラスティックやステンレス製のヘラタイプ、U字型スクレーパータイプなどがあり、舌を傷つけにくいことが求められます。

マウスウォッシュ(洗口液)

マウスウォッシュ

歯磨き後の仕上げとして、または歯ブラシ前に歯磨き粉の代わりとして使用されます。プラーク・歯石の沈着防止、虫歯や歯周病、着色の予防など、さまざまな種類があります。

キシリトールガム・タブレット、サプリメント

キシリトールガム・タブレット、サプリメント

ガムやタブレットは外出先など歯磨きできないときに噛んで唾液を出すことで、虫歯・歯周病予防効果が期待できます。キシリトールは知名度も高く、人気の商品です。また、口腔環境の改善をサポートする成分が配合されているサプリメントもあります。

OEMで製造できるオーラルケアサプリ

毎日のケアが重要なオーラルケアは、「手軽であること」が続ける上で重要なポイントです。口腔ケア・口腔衛生の維持のためには歯を磨くことが欠かせませんが、「歯ブラシなしでもっと簡単に」、というのが多くの消費者のニーズです。

そのため、従来型の歯磨きやマウスウォッシュ商材に加えて、口腔環境を整えるサプリや口腔衛生を保つタブレットといった新たな商品展開が活発化しています。

OEM製造では、打錠・ソフトカプセル・ハードカプセル・顆粒などの多様な形状アイテムや、オリジナルのフレーバーで製品を作ることが可能で、多様化するニーズに合わせたオーラルケア商品開発が可能です。

たとえば大手メーカーの味覚糖やライオン、わかもと製薬などは、乳酸菌を配合したタブレットを発売しています。口内の善玉菌・悪玉菌のバランスは9:1が理想と言われており、「善玉菌を増やす働きのある乳酸菌を配合したサプリメントで、なめるだけで口内フローラの改善をサポート」とのアプローチで市場を開拓しています。

東洋新薬でも、歯周病菌の増殖を抑制する乳酸菌や、口臭の元となる原因菌や虫歯菌の増殖を抑制する乳酸菌を配合したタブレットなどのご提案が可能です。

また、東洋新薬では「ファイバーブラシタブレット®」という、舌の上でゆっくり舐めてお口の中をケアするチュアブル錠の提案が可能です。「ファイバーブラシタブレット®」は不溶性の植物繊維の“ザラザラ”が口臭の原因となる舌苔を絡め取ります。抗菌自浄作用を促す唾液分泌を活発化するクエン酸を配合したり、レモンミント風味、グレープフルーツ風味、ベリーミント風味など、果汁や香料と組み合わせてさまざまなフレーバーが提案可能です。

オーラルケア商品のOEM開発なら、ぜひお気軽に東洋新薬までご相談ください。

>関連情報:健康食品・サプリメントOEMサービス
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お客様のご要望に合わせ、企画開発から商品設計・製造・生産までトータルサポートします。

※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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株式会社東洋新薬

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