注目の高まる女性向けプロテイン ~商品開発のヒント

  • 2020.10.22

プロテイン(タンパク質)市場推移

プロテインを主体としたタンパク質市場は、年齢性別問わずスポーツ人口の拡大を背景に、プロテイン=健康的なカラダづくりというイメージの定着が進み、需要拡大が続いています。

ひと昔前まではプロのアスリートや、筋肉隆々のボディビルダーが利用するイメージが強かったプロテイン。時代の変化と共に中高年~シニア層や、ダイエットや美容目的の女性の購入が増えています。

プロテイン先進国である米国の市場規模に比べれば、まだ伸長する可能性があり、女性や高齢者への訴求が、さらなる成長へのカギとなるとみられています。

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女性向けプロテイン:目的別のオススメ

女性向けプロテインは近年、ダイエットや美容効果を訴求した商品が増え、ボディメイクに欠かせないアイテムとしてモデルや芸能人の間でも人気となっています。

「めざましテレビ」や「マツコの知らない世界」などの人気テレビ番組で取り上げられる機会も増え、認知度も向上しています。ここでは女性の目的別に、オススメのプロテイン成分をご紹介します。

モデルや芸能人のようなメリハリのあるボディを望んでいる方

筋肉づくりに優れる乳タンパクの1種である、ホエイ・カゼインプロテインがオススメです。ホエイプロテインは吸収が早く、筋肉づくりの効果が高いため、運動後に摂取すると効果的。一方、カゼインプロテインは吸収のスピードが緩やかなので、スタミナが必要な運動との組み合わせや間食の代わりにしたり、就寝前に摂取したりするにも適しています。

ボディメイクよりも体型維持を目指したい方

大豆を原料とするソイプロテインがオススメ。ゆっくりと体に吸収されるので腹持ちが良いのが特徴です。間食の代わり、置き換え食品としても利用されます。イソフラボンにより皮膚や骨の強化、血流改善など、美容面でも女性に嬉しい効果をもたらします。ただし、筋肉を育てる効率はカゼイン・ホエイに比べると落ちるため、「絞るところは絞り、付けるところには筋肉を付ける」ボディメイクを目指したい方にはやや、効率的ではありません。

プロテインの基礎知識 ~上手な摂り方のコツ

そもそもプロテイン(タンパク質)とは

プロテイン=タンパク質はアミノ酸が多数結合した化合物で、炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素のひとつ。エネルギー源としても働きます。人間を構成する成分のうち、水分に次いで2番目に多い成分で、人間の臓器や筋肉、皮膚、髪などの組織を構成しています。肌の弾力やハリを保ち、免疫力を高める、傷の修復を早める効果などもあります。

タンパク質の必要量ってどれくらい?

日本人の食事摂取基準(2020年版/厚生労働省)によれば、18歳以上の女性では50gが推奨量とされています。しかし、平成30年国民健康・栄養調査(厚生労働省)では女性の20歳以上の各年代で60~70g摂取されており、「十分に足りている」のが現状です。

一方、タンパク質の「摂り過ぎ」にも注意が必要です。タンパク質を摂り過ぎると肝臓や腎臓に負担を与えるほか、さまざまな悪影響を与えますので気を付けてください。

プロテインはいつ飲めばいいの?

プロテインを摂るタイミング、迷いますよね。効果的、とされるタイミングをいくつかご紹介します。

運動後30分以内:
筋肉を効率よくつけたい方は、筋肉を構成するタンパク質の合成が、運動を終えて数時間が最も活発に行われるため、運動終了後できるだけ早めの摂取が効果的と言われています。

食事といっしょに:
食事で摂るタンパク質が不足している場合は、炭水化物といっしょにプロテインを飲んでみてください。これは、糖質不足によるエネルギー不足を防ぐため。体内では、糖質不足でエネルギー源がない場合、エネルギーを補うために、タンパク質が使われてしまうのです。

間食として:
普段のお菓子などをプロテインに置き換えることで、不足分のタンパク質を補えます。また、吸収の緩やかなソイプロテインを選択することで、腹持ち(満腹感が持続)し空腹を避けられ余分な間食も防げて、ダイエットにも繋がります。

就寝前に:
就寝中は、筋肉量を増やす役割を担う成長ホルモンが多く分泌されます。そのタイミングでタンパク質を補っておくことで、吸収を高め、筋肉量を増やすことが期待できます。

朝食時に:
朝目覚めた時、人間の体は水分や栄養が全般的に不足している状態です。就寝前にプロテインを摂取していたとしても、分解され、体内に吸収しきってしまうので、朝はカラダが新たなタンパク質を求めているタイミングです。

女性向けプロテイン商品開発のヒント

女性にも注目度の高まるプロテイン、どんな商品があったらいいなと思いますか?

  • 筋肉をしっかりつけたい人向けの、定番の筋肉アップ素材配合プロテイン
  • 話題の腸活が期待できる、乳酸菌配合プロテイン
  • コラーゲンやスーパーフードなど定番の美容成分をプラスした、美容プロテイン
  • ダイエット訴求素材の入った、ダイエットプロテイン
  • ビタミンやミネラル、食物繊維など女性にうれしい成分がまとめて入った栄養バランスの取れたプロテイン(朝食代わりにも)
  • おやつにも最適で甘党も満足する、某「ママの味」で有名なお菓子とコラボした、デザート系プロテイン

などなど。アイデア次第で、いろいろ考えられます。
プロテインの商品開発でお悩みの方は、ぜひ、お気軽に東洋新薬までお問い合わせください!

>関連情報:健康食品・サプリメントOEMサービス

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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