「乳酸菌」OEM商品開発のヒント①~コロナ禍で需要急増?市場を勝ち抜くために知っておきたいキーワード

  • 2021.05.19

COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大で大きく変化した消費者意識を背景に、ヨーグルト、タブレットなど「乳酸菌」関連商品が、売り上げを伸ばしています。

今回は「『乳酸菌』OEM商品開発のヒント①」と題して、競争の激しい市場で勝ち抜くために今、知っておきたいキーワードを解説します。

目次
1.「腸内環境」+「免疫」への関心の高まり~拡大を続ける乳酸菌市場
2.そもそも「乳酸菌」とは?「腸内環境を整える」関連キーワードを理解しよう
2-1.「乳酸菌」とは
2-2.「プロバイオティクス(probiotics)」とは
2-3.「腸内フローラ」とは
2-4.「生菌」「死菌」とは
2-5.「プレバイオティクス(prebiotics)」とは
2-6.「シンバイオティクス(synbiotics)」とは
3.まとめ

「腸内環境」+「免疫」への関心の高まり~拡大を続ける乳酸菌市場

乳酸菌市場は「機能性ヨーグルト」「機能性表示食品」の登場が急成長につながりました。さらにCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大で体調・免疫サポート機能がメディアなどで取り上げられ、ヨーグルト、サプリメントが売上を伸長、市場を牽引しています。

富士経済の調査レポート(2020年10月15日)では、乳酸菌、ビフィズス菌など「プロバイオティクス」関連市場は2019年の80億円から2020年は93億円と、116.3%の伸びが見込まれています。

乳酸菌と言えばヨーグルトを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、日本人に身近な漬物や味噌などの発酵食品にも、乳酸菌が含まれています。韓国ではキムチ、ドイツではザワークラウトなど、古くから世界で食されています。

乳酸菌配合のタブレットもさまざまな商品が開発、販売されていますが、最近では調理にも利用できる粉末状など、剤型のバリエーションも増えてきました。

「プラズマ乳酸菌」を配合した機能性表示食品の「キリンiMuse」、雪印メグミルクの「乳酸菌ヘルベヨーグルト」、変わり種ではダイエット訴求のラーメンスープ(粉末スープ)などもあります。

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そもそも「乳酸菌」とは?「腸内環境を整える」関連キーワードを理解しよう

ここからは改めて「乳酸菌」とは何か、また整腸作用に関連して登場するキーワードについて、整理します。

「乳酸菌」とは

「発酵によって糖から乳酸をつくる嫌気性の微生物の総称。腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整える」とされます(厚生労働省 e-ヘルスネット)。

乳酸菌研究の歴史は浅く、乳酸菌と健康や老化との関係がわかったのは20世紀初め頃です。研究が進み、今日では整腸作用だけでなく免疫増強作用、中性脂肪・コレステロール抑制作用、虫歯菌・歯周病菌の抑制作用などがあることが明らかとなってきました。

「プロバイオティクス(probiotics)」とは

人間や動物の体によい働きをする生きた微生物、乳酸菌やビフィズス菌などの総称です。これらは主に腸内で活躍します。

乳酸菌、ビフィズス菌やアシドフィルス菌など体によい働きをする菌(善玉菌)もいれば、ウェルシュ菌や病原性大腸菌、黄色ブドウ球菌など悪い働きをする菌(悪玉菌)、さらにはそのどちらでもない「日和見菌」もいます。

「腸内フローラ」とは

人間や動物の腸には100兆個もの色々な菌があり、種類ごとにまとまっており、それがお花畑(フローラ)に見えるため「腸内フローラ」と呼ばれています(叢:くさむら に例えて「腸内細菌叢」とも呼ばれます)。

「生菌」「死菌」とは

生きたままの菌を「生菌」、死んだ菌を「死菌」と呼びます。乳酸菌の生菌の一部は生きたまま腸に届き、腸内環境を整える役割をします。

一方、死んだ乳酸菌にも腸内環境を整える役割があることが分かっているものがあり、さらに死菌の中に免疫を高める効果があるものがあるとして、近年注目を集めています。

「プレバイオティクス(prebiotics)」とは

「プロバイオティクス」が微生物そのものを指すのに対し、「プレ(先立って、前に)バイオティクス」はカンタンに言えばプロバイオティクスの「餌」となるものです。

次の4つの条件を満たす食品成分を指し、オリゴ糖などがよく用いられます。

①消化管上部で分解・吸収されない
②大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となりそれらの増殖を促進する
③大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する
④人の健康の増進維持に役立つ

「シンバイオティクス(synbiotics)」とは

「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」を組み合わせたものを指し、「食物繊維たっぷりの青汁に、生きた乳酸菌を配合した食品」などがこれにあたります。

「腸内フローラのバランスを整える生きた菌であるプロバイオティクスと、腸内の有用な菌の餌となるプレバイオティクスを同時に摂取することで、より効果的に腸内環境を改善し、健康増進に役立つ」という考え方。1995年、英国の微生物学者Gibsonらによって提唱されました。

まとめ

いかがでしたか。今回は、乳酸菌に関連するキーワードを解説しました。
乳酸菌を訴求した商品のOEM開発を検討中の方は、ぜひお気軽に東洋新薬までお問い合わせください!

>関連情報:化粧品OEM開発 サービスページ

次回②では、最近注目されている菌の「定着」について、ご紹介します。

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