青汁は夜のホットドリンクに最適!その健康効果と魅力

  • 2024.09.03

主に中高年層が健康改善や野菜不足解消を目的に、広く愛飲されている「青汁」。
なんとなく、朝方や日中に飲むイメージが強いのではないでしょうか。

しかし青汁には、「カフェインが含まれていない」という特徴があることをご存じでしょうか。

そこで本記事では、これまで注目されてこなかった「夜のホットドリンクとしての青汁」をご提案。夜のリラックスタイムにも最適な青汁の魅力を紹介し、市場の新たな切り口としての可能性を探ります。

新たな健康食品・サプリOEM商品開発の一助となれば、幸いです。

目次
1.ホットドリンクの現状
1-1.ホットドリンクはどのようなタイミングで飲まれる?
1-2.医師から見た、「夜飲むホットドリンク」の注意点
2.夜のホットドリンクとして青汁がおすすめ
2-1.①大麦若葉末には豊富な食物繊維が含まれている
2-2.②青汁はノンカフェインであり、多くの方が安心して摂取できる
2-3.大麦若葉末の6つの機能性
3.新規ユーザーの開拓が求められる青汁市場
4.まとめ

ホットドリンクの現状


では、「ホットドリンク」は、どのような形で愛好されているのでしょうか?「人気のお茶ランキング」「どのようなタイミングでホットドリンクが飲まれているか」「夜、ホットドリンクを飲む際に気をつけるべき点」について、見ていきましょう。

出典:アウトドアメディア「TACKLE NOTEを運営する株式会社ベストアクティの、
10代から60代までの100人に【好きなお茶の種類】についてアンケート

最近の調査によれば、もっとも「好きなお茶」に挙げられたのは緑茶です。理由としては、「一年中飲める」「リラックス効果がある」「どのような料理にも合うこと」などが挙げられています。

次に人気なのは麦茶で、全体の17%の支持を得ています。麦茶は「カフェインが入っていないため昼夜問わずに飲めること」「さっぱりとしていて癖がないこと」「冷たくても温かくても美味しいこと」が理由で支持されています。

同じく17%の支持を得ているのが紅茶です。紅茶については、「ストレート、砂糖やミルクを入れるなどさまざまな飲み方ができること」「香りが良くお菓子に合うこと」「種類が豊富にあること」が支持された主な理由です。

さらにランキングでは、ほうじ茶(13%)、ウーロン茶(10%)、ハーブティー(4%)、玄米茶(3%)、抹茶(2%)も含まれています。それぞれが独自の風味や健康効果で、支持を集めています。

ほうじ茶はその香ばしい香りと低カフェインの特性が、ウーロン茶は食事中の脂肪吸収を抑える効果が、ハーブティーや玄米茶、抹茶はそれぞれの独特な風味と健康効果が評価されています。

ホットドリンクはどのようなタイミングで飲まれる?

ホットドリンクは、リラックスしたい時に飲まれることが多く、夜の時間帯がもっとも人気です。リラックスする飲み物に関する調査によれば、リラックスできる飲み物を飲む場面としてもっとも多く挙げられるのは夜(40.4%)であり、平日・休日ともにリラックスタイムは、夜の19時から22時の間に集中しています。

この時間帯に温かい飲み物を楽しむことが、一日の終わりにリラックスするための定番の習慣となっています。

さらに、リラックスできる飲み物を選ぶ際に重視される点に関して、もっとも重視されるのは「味」であり、続いて「温かいこと」「香りがよいこと」「飲みなれていること」が挙げられています。

特に女性においては、「温かいこと」を重視する割合が高く、寒い季節や夜間のリラックスタイムには温かい飲み物が好まれる傾向があります。

出典:「MyVoice」のアンケートモニター/インターネット調査(ネットリサーチ)/
2016年11月01日~11月05日/回答者数:11,413名

医師から見た、「夜飲むホットドリンク」の注意点

多くの人が夜にホットドリンクを飲むことに期待するのは、リラックス効果です。実際、「眠れない時に何か飲み物を飲むことは良いと思う」と考える人は非常に多く、「とてもそう思う」人が48.5%、「ややそう思う」人が45.7%に上ります。

しかし、医師の視点では、夜間に摂取する飲み物には注意が必要と考えられています。特に、コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲み物は、就寝前の摂取を避けた方が良いとされています。

カフェインは覚醒作用があり、睡眠を妨げる可能性があるため、遅くとも就寝時刻の4時間前からはカフェインを摂らないようにすることが推奨されています。これにより、スムーズな入眠と質の良い睡眠を保つことができます。

そのため、夜にリラックスしたいという気持ちから飲み物を選ぶ際には、カフェインの含有量に注意することが重要です。カフェインを避けることで、夜のリラックスタイムをより効果的に過ごすことができ、良質な睡眠を得るためのサポートとなります。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【健康食品・サプリメント編】

夜のホットドリンクとして青汁がおすすめ


夜のリラックスタイムに最適なホットドリンクとして、青汁(大麦若葉)がおすすめな理由は2つあります。

①大麦若葉末には豊富な食物繊維が含まれている

大麦若葉末の青汁には、豊富な食物繊維が含まれています。さらに、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、銅といったミネラルや、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、葉酸など多くのビタミン類も含まれています。これらの栄養素は、体内のさまざまな機能をサポートし、健康維持に寄与します。

②青汁はノンカフェインであり、多くの方が安心して摂取できる

カフェインを避けたい方や、夜にリラックスして眠りたい方にとって、ノンカフェインの飲み物は重要です。大麦若葉末の青汁はカフェインを含まないため、夜のリラックスタイムにぴったりです。

このように、大麦若葉を使用した青汁は、栄養豊富でありながら、カフェインを含まないため、夜のホットドリンクとして最適な選択肢です。夜のホットドリンクとしての青汁は、「日中の疲れを癒し、リラックスした気分にしてくれる」という訴求が可能です。

大麦若葉末の6つの機能性

大麦若葉末には、健康維持や美容に役立つ多くの機能性があります。

1.便通改善作用:
大麦若葉末の便通に対する効果を検証した臨床試験では、排便回数の増加が確認され、便通改善に有効であることが明らかになりました。食物繊維が豊富な大麦若葉末は、腸の動きを活発にし、スムーズな排便を促進します。

2.腸内環境改善作用:
大麦若葉末の腸内環境に対する効果を検証した結果、臨床試験において腸内の酪酸菌・乳酸菌の増加が確認されました。これにより、腸内フローラのバランスが整い、腸内環境の改善に有効であることが証明されています。

3.肌水分量増加作用:
大麦若葉末の肌の水分量に対する効果を検証した臨床試験では、角層水分量の増加が確認されました。これにより、肌の保湿力が向上し、乾燥肌の改善に寄与します。

4.美肌作用:
大麦若葉末の肌に対する効果を検証した臨床試験では、肌の水分量、弾力性、明るみの増加が確認されました。これにより、健康的で美しい肌を保つために大麦若葉末が有効であることが示されています。

5.食後血糖値上昇抑制作用:
大麦若葉末の血糖値に対する効果を検証した臨床試験では、食後血糖値の上昇の抑制が確認されました。これにより、血糖値のコントロールに役立ち、糖尿病予防や健康管理に有効であることが明らかになっています。

6.睡眠の質改善作用:
大麦若葉末の睡眠の質に対する効果を検証した臨床試験では、アンケート評価において起床時の眠気の緩和やすっきりした目覚め、睡眠の深さに関するスコアの改善が認められました。これにより、睡眠の質改善のために大麦若葉末が有効であることが明らかになっています。

これらの機能性により、大麦若葉末には健康維持や美容に多方面で効果が期待できます。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【健康食品・サプリメント編】

新規ユーザーの開拓が求められる青汁市場


青汁市場は現在、中高年層が主な購買層となっており、全体の1割程度が青汁を摂取しています。青汁は主に野菜補給や健康維持を目的として利用されており、リピーター中心の成熟市場となっています。

この市場は、リピーターが安定した需要を支える一方で、新規ユーザーの開拓が課題となっています。

2023年の市場規模は前年比約0.5%減の約1,073億円となり、青汁市場は市場が停滞している状況にあります。主要企業は競争が激化する通販市場での売上減少や、食系店舗での苦戦が影響しています。

今後の市場拡大の鍵は、未利用者の開拓にあります。特に、若年層向けの商品開発や、嗜好性が高い商品、ドリンク形態など摂取が容易な商品の投入が重要です。これにより、若年層や中高年層の新規ユーザーを獲得し、市場の成長が期待されます。

また、ドラッグストアやスーパーのプライベートブランド(PB)製品の展開も進んでおり、これが市場拡大に寄与する可能性があります。各企業は、通販や総合通販モールへの出店、若年層向けの商品開発など、様々な施策を通じて新たな顧客層の創出に取り組んでいます。

青汁市場は成熟しているものの、新規ユーザーの獲得と多様な商品展開により、さらなる成長の可能性を秘めています。企業は引き続き、消費者ニーズに応える商品開発とマーケティング戦略を強化することが求められます。

まとめ

いかがでしょうか。本記事では、大麦若葉末の青汁がカフェインレスである特徴に着目し、「夜飲むホットドリンク」という新たなスタイルを提案しました。

東洋新薬は日本で初めて、大麦若葉成分での特定保健用食品(トクホ)の表示許可を取得しました。これにより、青汁の信頼性と健康効果がさらに強調され、多くの消費者に安心して選ばれる製品となっています。大麦若葉末は国産青汁素材として、日本で初めてトクホの関与成分として許可を取得した素材であり、青汁素材の便通改善作用としても日本で初めての特定保健用食品となりました。さらに、2015年10月27日付けで食後血糖値上昇抑制作用についてもトクホの表示許可を取得しています。

東洋新薬での青汁の製品開発にご興味を持ちであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【健康食品・サプリメント編】

機能性表示食品の商品開発を例に、健康食品・サプリメントのOEM製造の流れを細かくまとめた資料です。お客様側とOEM側のそれぞれの対応や注意点などをご紹介します。

関連記事

カテゴリから探す
キーワードから探す
人気記事ランキング
ダウンロード資料一覧を見る
すぐに商品化可能なOEM商品カタログ
サービス
通販ビジネスや商品開発の'ヒント'をお届け!メルマガ登録
化粧品・サプリメント・健康食品 OEMセミナー情報

売れる!化粧品・健康食品の開発なら
東洋新薬にお任せください

化粧品・健康食品のODM/OEMメーカーとして第一線を行く東洋新薬が、
お客様のご要望に合わせ、企画開発から商品設計・製造・生産までトータルサポートします。

※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2024年8月15日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2024年5月31日時点、自社調べ)

お問い合わせ
株式会社東洋新薬

株式会社東洋新薬