新型コロナ禍で「青汁」が注目されるワケ~青汁市場拡大の理由に迫る

  • 2021.01.20

2019年末から続く新型コロナウイルス(COVID-19)の世界規模での感染拡大は、サプリメント・健康食品に対する消費者ニーズにも変化を及ぼしました。中でもあらためて「青汁」の需要が高まっている、と注目されています。

目次
1.コロナ禍で「踊り場」から新たな局面に入った?青汁市場のいま
2.青汁人気の裏に「セルフメディケーション」「免疫向上」意識の高まり
3.注目は青汁×乳酸菌配合製品

コロナ禍で「踊り場」から新たな局面に入った?青汁市場のいま

青汁(粉末製品・飲料製品)の市場規模は、2014年比で13%増の1,050億円規模(2019年)まで拡大しています。メインの市場は粉末製品の通販による定期購入ですが、現在特に好調なのはドリンクタイプ(青汁飲料)で、2014年比73%増の142億円となっています。

とはいえ、2018年-2019年の青汁市場は前年比99%と僅かながら2年連続で微減。これは2017年に大ヒットしたフルーツ青汁やインバウンド特需の反動、アフィリエイト広告の規制強化などが要因とみなされ、市場は踊り場を迎えたと見られていました。

ところが、2020年上期の青汁製品(グリーンスムージー含む)は、新型コロナ禍にあっても、通販・店販共に前年同期比を上回る大健闘を見せた、と報じられました。

健康産業新聞が2020年7月中旬~8月にかけて実施したアンケート調査*1によれば、2020年上期の青汁製品(グリーンスムージー含む)の市況は通販・店販ルート共に、前年同期比を上回る結果に。

中でも通販では「前年同期比2ケタ増」の企業も少なくなく、売上高の大きい大手企業でも「前年同期比を大幅に超えた」との回答や、「前年同期比と比較して同等の売れ行き」と、総じて堅調に推移しているようです。

*1)健康産業新聞 特集【青汁】新型コロナ禍でも大健闘!(2020/9/3)
https://www.kenko-media.com/health_idst/archives/14509

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青汁人気の裏に「セルフメディケーション」「免疫向上」意識の高まり

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大は、消費者の意識に大きな変化をもたらしました。消費者の多くは、食生活をより健康的なものに見直す傾向にあります。緑色野菜の需要も高まる一方、長雨による不作で生鮮野菜の価格が高騰したことや、外出自粛の中で長期保存可能な食材に注目が高まったことも、青汁製品に追い風となりました。

2020年6月にTPCマーケティングリサーチ株式会社が実施したWebアンケート*2によれば、「新型コロナウイルスの感染拡大が自身の健康に対する意識や行動に、何らかの影響を及ぼした」という人は全体の75.3%となり、特に20~30代の若年層において影響を強く受けた人が多いことがうかがえます。

また同調査では「新型コロナウイルスによって免疫力の重要性を再認識した」という人が88.5%、「健康を維持する上で、免疫力対策は欠かせない」という人が95.3%にのぼり、コロナ禍で免疫力を高めるための対策を重視するようになった人が増えたことが明らかとなりました。

そして現在実施している免疫力対策としては「食事の栄養バランスに気を付ける」が71.9%でトップ。食品では「ヨーグルト」「納豆」、飲料では「乳酸菌飲料・ヨーグルト飲料」「緑茶」「コーヒー」などが、意識的に摂取されるようになっています。

この傾向は「今後、新型コロナウイルスが終息した後も免疫力対策を行いたい」という人が9割以上という結果からも、アフターコロナ、ニューノーマルにも継続すると考えられます。

*2「コンシューマーレポートNo.296 免疫力対策
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr220200433

注目は青汁×乳酸菌配合製品

こうした免疫を高める素材を用いた製品への需要の高まりは、青汁製品を取り扱う企業の多くが同調査で
「乳酸菌配合の青汁製品が好調だった」と回答していることからも伺えます。

昨今、身体全体の約7割の免疫細胞が集まる「腸」および、その中に存在する多種多様な「腸内細菌」のはたらきが注目され、腸内フローラを整える「腸活」が脚光を浴びました。中でも、腸内を酸性側に傾け腸内の腐敗を抑える、腸のぜん動運動を助けて便秘を改善する、さらに最近の研究により免疫機能の向上や中性脂肪・血中コレステロール値の低下といったはたらきも明らかとなってきた「乳酸菌」に対するニーズが、さらなる高まりを見せています。

「大麦若葉青汁が健康によいワケ、流行るワケ」「若い世代にも人気? 拡大を続ける青汁市場」でご紹介した通り、青汁にも「整腸効果」や「食後の血糖上昇抑制効果」のエビデンスがあります。「整腸効果」が期待できる青汁と相性の良い乳酸菌を配合することで、「整腸効果」の体感を高めるだけでなく、乳酸菌=「免疫効果」の認知度が高じて、コロナ禍で高まる「セルフメディケーション」や「免疫向上」意識が高まる消費者ニーズに応える「強い商品」が生み出せる、と注目されているのです。

いかがでしょうか。いまや消費者は青汁製品に対して、野菜の代替品としてだけでなく、健康機能を期待していることがお分かりいただけたと思います。

青汁ならではの健康認知に加え、さまざまな嗜好性やアプリケーションの拡大、乳酸菌などの成分追加による機能性の付与で、シニア世代だけでなく女性や若者、子供向け市場も拡大中の商材です。

東洋新薬では今後も「大麦若葉青汁」製品開発を、嗜好性や機能性等さまざまな面からさらに積極的に支援して参ります。ご興味、関心のあるEC・通販製品開発ご担当者の方はぜひ一度、東洋新薬までお問い合わせください。

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コロナ禍でも好調な青汁市場。市場データから消費者のニーズを捉え、商品開発に役立つポイントをご紹介します。

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