EC・通販市場で人気沸騰!コーヒー商品開発のヒント

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  • 2021.04.19

コロナ禍で長引く外出自粛や在宅勤務の影響を受け、家庭用コーヒーが売上を伸ばしています。そして近年では単なる嗜好食品としてだけでなく、健康食品や機能性表示食品としての商品開発も盛んになってきています。

そこで今回は、いまEC・通販市場でも高い注目を集めるコーヒーの市場と事例、さらにOEMでの商品開発について、ご紹介します。

目次
1.コーヒー市場
1-1.コーヒー市場①~頻度、飲む場所、種類は?
1-2.コーヒー市場②~コロナ禍を受けてどう変化?
2.コーヒー商品の差別化~機能性表示食品の事例
3.OEMでは、どのようなタイプの製品を製造できるか
4.スペシャリティコーヒー
5.まとめ

コーヒー市場

コーヒー市場①~頻度、飲む場所、種類は?

調査会社のマイボスコム株式会社が2020年7月に実施したインターネット調査*によれば、コーヒーを毎日飲む人は7割強。「1日に4回以上」が10.7%、「1日に2~3回」が39.1%、「1日に1回」が21.8%となっています。

 

次に「コーヒーを飲む場所」についての質問(複数回答)では、「自宅」が90.5%、「職場」が37.6%、「コーヒーチェーン店」「車の中」「喫茶店・カフェ」が2割前後となっています。

コーヒー飲用者に聞いた種類別では、「インスタントコーヒー」が最も高く54.3%。挽いた豆を使って淹れる「レギュラーコーヒー」が45.5%。次いで「缶コーヒー」(29.4%)「ペットボトル入りコーヒー」(26.6%)、「コンビニコーヒー」(23.7%)と続きます。

出典:マイボスコム株式会社「日常生活とコーヒー」に関するインターネット調査(第6回)/2020年7月1~5日/回答数10,221件
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26401

コーヒー市場②~コロナ禍を受けてどう変化?

新型コロナウイルスの影響で外出自粛や在宅勤務が広がり、2020年の家庭用コーヒーの販売は好調でした。特に4〜6月は、レギュラーからインスタント、スティックまで全般的に売上が伸長し、2019年より1割以上増加しました。

一方でコーヒーの外食市場は大きく縮小し、自動販売機、飲食店やカフェ、コンビニでのテイクアウトも軒並み、平均購入規模(杯数)で前年比8割から6割程度の減少となっています。

出典:食品産業新聞 2020年3月29日
https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/09/2020-0903-1635-16.html

コーヒー商品の差別化~機能性表示食品の事例

コーヒーはさまざまなシーンで飲用されています。
若年層では主に「眠気覚まし」や、勉強や仕事の合間に「頭をすっきりさせる」効果。中高年齢層では「ゆっくりとくつろぐため」など、年代より期待する効果は多岐にわたります。
出典:AGF コーヒーに関する生活/生涯価値実態調査(2015年11月)
https://www.agf.co.jp/company/news/2015-11-16-713.html

こうしたコーヒーに対する期待効果(眠気覚まし、リラックス、気分転換など)を踏まえ、コーヒー商品にも明確な効果効能の訴求が可能な「機能性表示食品」が登場しています。
 

  • 株式会社ブルックスは、「睡眠の質を向上」「スッキリした目覚め」「デスクワークなどの一時的な疲労感緩和」に効果があると報告されているGABAを配合した、カフェサプリシリーズの新商品、ドリップバッグコーヒー「カフェサプリGABA」(機能性表示食品)を、2020年11月から販売しています。
    https://www.brooks.co.jp/about/news/1245
  • UCC上島珈琲株式会社では日本初の「無添加」機能性表示食品として、「コーヒー由来クロロゲン酸類による食後の血糖値上昇を緩やかにする」水出しアイスコーヒーを、2021年2月から発売開始しました。
    https://www.ucc.co.jp/coffee_seikatsu/

こうした動きは今後も活発化するでしょう。コーヒーそのものが持つイメージや機能に、さらに新たな機能を付与することで、新しい商品展開が可能なのです。

OEMでは、どのようなタイプの製品を製造できるか

コーヒー製品の製造工程は、以下の通りです。

原料として市場に出回っているものは大きく「レギュラーコーヒー」「コーヒーエキス(液体タイプ)」「インスタントコーヒー」の3種類です。
 

  • 「レギュラーコーヒー」:生豆を焙煎し粉砕して粉状にしたもの。飲む際は抽出器具で濾すことが必要で、そのままお湯には溶けません。
  • 「コーヒーエキス(液体タイプ)」:一般的に賞味期限が顆粒品や粉末品と比較してあまり長くないため、製造する際には注意が必要です。
  • 「インスタントコーヒー」:一般的な顆粒タイプの商品では、インスタントコーヒーを配合した商品がもっとも多く、通販市場でも一番敷居が低いと思われます。ただし、OEM先によってはコーヒー原料そのものを扱えない企業もありますので、注意が必要です。

スペシャリティコーヒー

スペシャリティコーヒーとは、お好みのものを豆から自身で購入し、豆を挽く時間やドリップする際の音や香りに癒されながら、こだわりの1杯を楽しんでいただく種類です。

市場にはさまざまなスペシャリティコーヒーが存在しますが、バルク供給されているコーヒー豆には限りがあります。希少品種は安定供給が難しく、インスタント加工するためにも100キロ単位での製造が必要です。品種や数量にもよりますが、スペシャリティコーヒーをOEM製造するのは難しいのが現状です。

まとめ

いかがでしょうか。今回はコーヒー市場の状況から、差別化のための機能性表示食品事例、そしてOEMで製造可能なコーヒー原料について解説しました。

長年、嗜好食品として日本に定着したコーヒーはこれから、ダイエットや整腸、美容といったさまざまな効果が付与され、さらに機能性表示食品として明確な訴求が可能、市場競争力のある商品開発も広がりをみせるでしょう。

いま通販市場でもっとも注目されるコーヒー商品開発に興味がある方は、ぜひ東洋新薬までご連絡ください!

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