健康食品・サプリの商品開発者におすすめ資格・検定7選

  • 2022.05.06
商品開発 資格

健康食品・サプリメントの商品開発を行う上で「どのようなことを学び、どんな知識を身に着ければよいのだろう?」と考えたことはないでしょうか。

商品開発の仕事では、専門技術から市場分析能力、デザイン、マーケティング関連までさまざまなスキルが必要となり、自分に必要な資格、能力を正しく見極める必要があります。

2002年、厚生労働省は「保健機能食品等に係わるアドバイザリースタッフの養成」というガイドラインを発表しました。このガイドラインには、「保健機能食品」や「いわゆる健康食品」などの製造販売における「アドバイザリースタッフ」の重要性や、消費者に適切な情報を提供するための「教育」について示されており、その養成は民間団体が行うことが望ましいとされています。

その影響もあり、世の中には数多くの民間検定や資格、講習が存在します。今回はその中から、健康食品・サプリメントの商品開発に役立つ7選をご紹介します。

目次
1.①青汁マイスター®
2.②プロテインマイスター®

3.③サプリメント管理士
4.④ヘルスケア・サプリメントコーディネーター
5.⑤日本ダイエット検定
6.⑥薬膳・漢方検定
7.⑦健康管理検定
8.まとめ

①青汁マイスター®

青汁マイスター®とは、青汁を通じて野菜の大切さを学び、健康への意識を高め、その重要性を広く世の中に語ることができる、日本初の青汁のスペシャリスト資格です。日本人の野菜不足問題を解決する方法として「青汁」に着目し、青汁が持つ力を広めるよう 2013年に設立された一般社団法人 青汁マイスター協会により運営されています。

長年青汁の研究開発に携わった講師を招き、現代の食生活の問題から野菜の重要性に始まり、青汁の歴史や種類、効能、青汁を使った簡単レシピなど、健康に役立つ知識を幅広く学ぶことができます。また、実際に数種類の青汁をテイスティングしながらその効能を学ぶ時間もあります。

年1~2回程度、オンラインにて実施され、講座終了後、同日にパソコン上で認定試験を受験。合格者には青汁マイスター®認定証・認定カードが進呈されます。

■一般社団法人青汁マイスター協会
https://aojiru-meister.jp/

>関連情報:青汁・大麦若葉関連の記事一覧

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②プロテインマイスター®

プロテインマイスター®とは、一般社団法人 日本プロテイン協会が認定する民間資格です。タンパク質を正しく理解し、ライフスタイルを提案するスペシャリストを目指す資格で、インストラクターやトレーナー、健康や美容のアドバイザー、アスリートや芸能人、筋トレ好きの方々まで幅広く取得されています。

オンラインで申し込み、Web上の公式テキスト教材で学習。試験もオンラインで実施されます。100点満点中80点以上が合格となり、合格者には認定証付きレポートが配布されます。資格取得後も勉強会や限定コミュニティなどで知識をアップデートできるアフターサービスもあります。

■一般社団法人 日本プロテイン協会
https://japan-protein-association.com/

③サプリメント管理士

「サプリメント管理士」は、NPO法人新生活普及協会が一般社団法人 国際栄養食品協会の後援のもと展開する民間資格です。栄養補助食品等の販売・紹介にかかわるアドバイザーとして、一定の知識水準を保持していることが認定されます。

資格認定を受けるためには、サプリメントの性質上「栄養」「健康」「美容」など、幅広い分野における専門的な知識が必要とされます。初心者向けにわかりやすく体系的に構成された3冊のテキスト「サプリメントとは?」、「『健康とサプリメント』タイプ別効果的利用法」、「美容とサプリメント」を用いて自宅学習を行います。標準は3か月ですが、最長1年間学習ができます。

その後、試験問題集を提出し、合格後に認定申請を行うことで「サプリメント管理士認定証」が受領できます。

■特定非営利活動法人 新生活普及協会/株式会社SSFK研修センター
https://www.ssfk.co.jp/

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④ヘルスケア・サプリメントコーディネーター

一般社団法人 日本ヘルスケアサプリメント協会が主催する、適切なサプリメント選びのコーディネートを行うため、栄養学の基礎知識や法律の知識を身に着けるための民間資格です。

テキストまたは動画教材により、体に必要な栄養成分を知るための栄養学の基礎、サプリメントを提案するうえで守らなければならない法律など、適切なサプリメント選びのお手伝い(コーディネート)を行う上で必要な知識が学べます。

2020年4月より、全国260ヶ所でCBT試験(コンピュータ試験)が開始されました。

■一般社団法人日本ヘルスケアサプリメント協会
https://www.jhcsa.jp/

⑤日本ダイエット検定

日本ダイエット検定とは、健康と美に関する知恵や知識を学ぶことで、日本人が正しく健康的に過ごせる力を増進することを目標とする民間資格です。日本ダイエット健康協会が運営しています。

ダイエット検定は1級と2級の2段階に分けられています。「2級(生活アドバイザー)」はダイエット検定で学んだことを実践的に自分の健康管理や家族・知人へのアドバイスに活用するための知識を身に付けます。勉強内容は栄養学・生理学・解剖学からスポーツ医学・アロマテラピーなどと幅広く、ダイエットに関する基礎知識が学べます。「1級(プロフェッショナルアドバイザー)」はプロとして顧客などへのアドバイスやサービスをおこなうために、2級で学んだ内容に加えてより難しい応用知識についても学びます。

元々は会場試験のみでしたが、2021年からはオンライン受験も可能となりました。日本ダイエット健康協会が発行するテキストから問題が出題され、正解率80%以上で合格。美と健康に気を使うモデルや芸能人の受験者が多いことでも知られています。

■日本ダイエット健康協会
https://diet-kyoukai.com/

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⑥薬膳・漢方検定

薬膳・漢方検定とは、薬膳・漢方に興味をもつビギナーの方を対象に、薬膳・漢方について気軽に学び、暮らしに生かしていただくことを目的とした、日本漢方養生協会が主催する検定です。日本漢方養生学協会は、2008年より漢方養生指導士(漢方スタイリスト)・漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)の資格認定および育成を行う団体です。

受験会場は東京、大阪、名古屋、仙台の会場もしくはオンライン受験を選ぶことができます。日本漢方養生学協会認定の公式テキストから、薬膳・漢方に関する基本的な知識が出題されます。概ね70%以上の正答率で合格となります。合格後に、合格認定証が届きます。

薬膳・漢方検定合格後の次のステップとして、「漢方養生指導士」という資格もあります。

■一般社団法人日本漢方養生学協会
https://www.kentei-uketsuke.com/yakuzen-kampo/

⑦健康管理検定

健康管理能力検定とは特定非営利活動法人日本成人病予防協会が認定する検定試験です。健康で美しくなるための「時間健康科学」の知識を学ぶ検定であり、文部科学省後援となっています。

3級(生活リズムアドバイザー)、 2級(健康リズムカウンセラー)、 1級(健康リズムプロフェッショナル)と3つのレベルがあり、段階的に学習することが可能です。

東京、大阪、名古屋、仙台、福岡の会場受験ができ、各場所によって試験日が異なります。各級の公式テキストから出題され、70~80%の正答率で合格となり、合格者には検定合格証書が送られます。

■特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
https://kentei.healthcare/about/

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まとめ

いかがでしょうか。今回は、健康食品・サプリメントの商品開発に際して必要な知識が身につく、検定・資格・講習をご紹介しました。難易度も有効度もさまざまですが、このような知識や資格を取得することで商品企画はもちろん、消費者への情報提供やプロモーションなどにも活用できるかもしれません。

東洋新薬では健康食品・サプリメントの研究開発から製造、プロモーションまでさまざまな支援を行っています。新たな商品づくりをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

*各項目についてはリンク先から必ず費用など詳細を確認し、ご自身の判断で受講ください。

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商品開発に携わってきた東洋新薬の視点から、過去実際に「売れた商品」に共通した7つのポイントを、ご紹介します。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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