「女性向けプロテイン」にオススメの18成分

  • 2020.10.01
プロテイン 女性 メインイメージ

女性にも注目の高いプロテイン。今回は、女性向けプロテイン商品にオススメの18の成分をご紹介します。

目次
1.女性も注目のプロテイン
2.プロテイン=タンパク質の秘密
3.プロテイン+食物繊維・乳酸菌
4.プロテイン+抗酸化物質
5.プロテイン+美容成分
6.プロテイン+アミノ酸、カルシウム、ビタミンD
7.まとめ

女性も注目のプロテイン

単なる食事制限によるダイエットでは筋肉も落としてしまい、代謝も悪くなることでリバウンドしやすくなってしまいます。そこで、「筋肉を作りながら健康的にダイエットしたい」というニーズが高まっています。

もともとプロテインはアスリートやトレーニングジムで本格的な筋肉をつけるためのサポート食品として用いられていましたが、海外では「水着を着るためにプロテインを」といったプロモーションが功を奏し、徐々に女性にもプロテインの認知度が高まっています。

そもそもプロテイン(protein)とは、日本語でタンパク質の意味です。「プロテインはタンパク質の一種」と捉えられがちですが、全く同じものです。

食品なら肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などに含まれていて、普段の食事から摂取できる栄養素であるタンパク質。日本人の食事摂取基準(2020年版/厚生労働省)では、18歳以上の女性では50gがタンパク質の推奨量とされていますが、最新のデータ(平成30年国民健康・栄養調査/厚生労働省)によれば日本人女性の20歳以上の各年代で60~70g摂取されていて、「十分足りている」のが現状です。

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プロテイン=タンパク質の秘密

プロテイン 女性 プロテイン=タンパク質の秘密

それでもなぜ、タンパク質が注目されるのでしょう?

タンパク質は身体に必要なエネルギー源であると同時に、筋肉やホルモン、髪の毛や肌の材料になります。タンパク質はアミノ酸が複数結合していて、その中でも筋肉を作ることで重要視されているのが「ロイシン」です。「ロイシン」はプロテインに10%程度含まれ、筋肉の合成信号を送る作用があります。

1回の食事あたりプロテイン摂取の目安は、タンパク質として10~20gがおすすめです。タンパク質の摂取推奨量として「1g/㎏体重、運動をする方は2g/㎏体重」と聞いたことがありませんか?運動すると筋肉が壊れてしまうので、運動を続けながら筋肉を壊れないように維持するためには「摂り方」が重要なのです。普段の食事でタンパク質を摂取する場合は、「脂分の少ない肉類ならおよそ20%はタンパク質」を目安にしてみてください。

一方、タンパク質の「摂り過ぎ」にも注意が必要です。タンパク質を摂り過ぎると肝臓や腎臓に負担を与えるほか、さまざまな悪影響を与えます。

ここからは女性向けプロテイン商品開発の参考として、「プロテインと一緒に摂ると女性に嬉しい、オススメ成分」をご紹介します。

プロテイン+食物繊維・乳酸菌

プロテイン 女性 プロテイン+食物繊維・乳酸菌

「タンパク質の摂り過ぎは注意が必要」。高タンパク質摂取によって腸内の善玉菌(ビフィズス菌)が減ることが知られているため、食物繊維や乳酸菌で腸内環境を整えることが大切になります。食物繊維豊富な食事をしているアフリカ人は、肉食優位な食事を変更するだけで、わずか2週間で腸内フローラが変化するという報告もあります(O’Keefe SJ et al, Nat Commun. 2015)。

【食物繊維】
腸内環境を整えるイヌリン、グルコマンナンなど水溶性食物繊維だけでなく、不溶性食物繊維も重要です。野菜と一緒にプロテインというコンセプトもよいかもしれません。

【乳酸菌】
腸内環境が乱れるなら直接乳酸菌で、おなかの調子を整えるのもよいでしょう。最近ではタンパク質の吸収を高める有胞子性乳酸菌も登場しています。

【ビフィズス菌】
腸内の善玉菌(ビフィズス菌)が減るのなら補うというコンセプトで、わかりやすくタンパク質摂取をサポートしてくれるのがビフィズス菌です。

【酪酸菌】
最近、注目を浴びている酪酸菌。酪酸は腸内環境の制御に重要な役割があるだけでなく、肥満の方には腸内の酪酸が少ないというお話もでてきました。

【オリゴ糖】
乳酸菌や酪酸菌の餌となって腸内環境を改善してくれます。「プロバイオティクス」という言葉をご存じでしょうか?生きて腸まで届くことにより身体に有効な効果をもたらすとの意味で使われますが、オリゴ糖や食物繊維は善玉菌を増やす土台をつくる、プレバイオティクスと言われています。

【大麦由来βグルカン】
自然由来の食物繊維も忘れてはなりません。大麦の食物繊維の良質性は注目を集めています。腸内環境を改善することも報告されています。

【大麦若葉】
大麦由来βグルカンが穀物由来の食物繊維ならその若葉の食物繊維も多機能です。細かく粉砕することによって腸内環境が改善することもわかっており、プロテインとの相性は良いでしょう。

>関連情報:大麦若葉を使用した健康ドリンクOEM商品『頼みの繊維』

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プロテイン+抗酸化物質

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プロテインの愛用者でフィットネスジムに通う方も多いでしょう。意外と知られていませんが、過度の運動は活性酸素が発生します。そのため、運動する方は抗酸化物質が必要になります。また、タンパク質を摂り過ぎた場合も活性酸素によって内臓に負担がかかります。そのため、プロテインと一緒に抗酸化物質を摂取することは非常に理に適っているのです。

【ビタミンC】
抗酸化といえばビタミンC。ビタミンCが含まれると少し酸っぱいプロテインができるかもしれませんが、さっぱり系のプロテインもよいのでは?

【コエンザイムQ10】
身体の中の酸化のバランスを整えてくれるのがコエンザイムQ10。活性酸素を抑える働きをしてくれます。また加齢によって少なくなるので、年齢が気になる世代にも重要な成分です。

【ポリフェノール】
健康素材のポリフェノール。いろいろな成分がありますが、例えばたまねぎの成分でもあるケルセチンというポリフェノール、コーヒー由来のクロロゲン酸というポリフェノールはプロテインとの相乗作用が期待されます。カフェオレ風プロテインとかどうでしょう?

プロテイン+美容成分

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【コラーゲン】
肌の成分コラーゲンは、最近では筋肉に作用する、血流を改善するなどさまざまな作用が知られてきました。女性用のプロテインならコラーゲンは外せないですよね。

【プラセンタ】
肌のアンチエイジングとして知られる成分。ただプラセンタ特有のにおいもあるため、コンセプトに合わせて配合するのがよいでしょう。

【ヒアルロン酸、セラミド】
肌のうるおいを保つならヒアルロン酸もいかがでしょうか?

またセラミドはヒアルロン酸と同じく、肌のうるおいを保つ成分。これらの美容成分は肌訴求の機能性表示食品も可能です。プロテインで機能性表示食品を狙うのも面白いかもしれません。

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プロテイン+アミノ酸、カルシウム、ビタミンD

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【ロイシン】
筋肉に信号を送るロイシンを強化したプロテインも、プロテイン自体の摂取量を減らしつつ効果を発揮するのに適しています。ただし、ロイシンは味に特徴があります。味を調整して、おいしいプロテインを目指しませんか?

【GABA】
γアミノ酪酸とも呼ばれるストレスや血圧にアプローチするアミノ酸です。実はGABAには筋肉を作り出す成長ホルモンに働きかける作用があり、プロテインとの相性も良いことが知られています。

【カルシウム】
カルシウムというと骨の成分と捉えられますが、実は筋肉を動かすために必須の成分であり、カルシウム不足になると筋肉に不調が生じます。カルシウムでプロテインの体感を高めましょう。

【ビタミンD】
日本ではまだマイナー成分とされているビタミンDですが、海外ではアスリートには必須の成分。筋肉への作用も有名です。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めるだけでなく、筋肉に直接作用するため忘れてはならない成分の一つでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?これら以外にも女性向けプロテインにおススメの成分はたくさんありますが、タンパク質と同じく、過剰摂取にならないように訴求点は絞った方がよいかもしれません。最近は本当に美味しくなったプロテイン。また新しい商品ができることに期待ですね。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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