化粧品・コスメOEM:オリジナルスキンケアOEM商品開発―事例を交えて注意ポイントを解説!

  • 2023.12.13

「自社の化粧品で、お客様の肌をキレイにしてあげたい」 ―化粧品・コスメ商品を販売する企業、開発部門で自社だけのオリジナルブランド、独自スキンケア商品を開発したい!との願いを抱く方は多いでしょう。しかし、実際にオリジナルのスキンケア商品を開発するとなると、配合成分などバルクの選定から容器、パッケージやデザインの選定、さらに完成後のプロモーションなど、販売までのタスクは山積みです。

社内のリソースをそこまで割けない、そもそも化粧品の知識がなくて不安・・・そんなときに頼りになるのが、OEMメーカーです。そこで今回は、化粧品・コスメのOEM商品開発のプロである東洋新薬が、スキンケアアイテムの開発ポイントについて、詳しくご紹介します。

目次
1.オリジナルスキンケア化粧品・商品開発の進め方
1-1.①商品コンセプト~他社との差別化ポイントを決める
1-2.②商品開発のパートナーとなるOEMメーカーを選ぶ
2.オリジナルスキンケア化粧品開発事例
2-1.【Case.1】 納期とコストを抑えたオリジナルスキンケア化粧品の開発(コスト/納期:小)
2-2.【Case.2】 容器をオリジナルで制作するスキンケア商品開発(コスト/納期:中)
2-3.【Case.3】 素材もオリジナル独自成分でスキンケア商品開発(コスト/納期:大)
3.【番外編】「香り」をオリジナルで作るスキンケア商品開発
4.まとめ

オリジナルスキンケア化粧品・商品開発の進め方

①商品コンセプト~他社との差別化ポイントを決める

まずは社内で商品コンセプトを考えてみましょう。商品コンセプトとは、「商品がどのように使われるのか」「どのようなユニークさがあるのか」「誰がどのようなシーンで使うのか」また、「ユーザーにとってどのようなメリットがあるか」などを、具体的にすることです。

たとえば・・・

  • 国産素材に着目した化粧水
  • 多忙な30代男性をターゲットにした単品通販向けスキンケア
  • ◯年◯月頃に発売する、トレンドの〇〇花をコンセプトにしたブランド

といった具合です。

このとき、「自社だけのオリジナル性をどこに持たせたいのか」を明確にすることがポイントです。

他社商品にはない付加価値、生活者が抱える課題や悩みへの着目、お手入れメソッド、成分、使用感、容器など、オリジナル性の要素は多々あります。中でも特に自社がフォーカスしたいのはどこなのか?を絞り込むことが、オリジナルスキンケア化粧品開発の第一歩です。

②商品開発のパートナーとなるOEMメーカーを選ぶ

こうしてコンセプトの大枠が明確になったら、

  • かけられる概算の予算
  • 希望する発売時期
  • 意識する競合商品

なども、社内で定めましょう。

これらが情報として揃うと、各OEMメーカー側も提案しやすくなり、提案や見積のブレも少なく、比較検討しやすくなります。

数ある化粧品OEMメーカーには、それぞれ得意分野があります。同じスキンケア商品開発でも低コスト、短納期だがカスタマイズはあまり得意ではない、自社工場を持たないファブレスメーカー、オーガニック認証取得が得意でカスタマイズ性が高いなどなど、その強みは千差万別です。

化粧品・コスメの商品開発は工程もタスクも複雑ですので、並走してしっかり丁寧にサポートしてくれる、共に開発を進めるパートナーとして、最適なOEMメーカーを選択しましょう。

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オリジナルスキンケア化粧品開発事例


それではここからは、オリジナルスキンケア化粧品開発をいくつかの事例を元に、パターンに分けてご紹介します。

【Case.1】 納期とコストを抑えたオリジナルスキンケア化粧品の開発(コスト/納期:小)

OEMメーカーのノウハウをフルに活用し、納期とコストを抑えた商品開発を実行したケースです。
化粧品スタートアップ企業や、ローンチ時期が決まっている場合におすすめのパターンです。

OEMメーカーが保有する処方をベースにテクスチャーの調整を行い、そこに自社ブランドコンセプトに合わせた配合エキスを選択していきます。「ありもの」を活用するとはいえ、OEMメーカーに相談すれば、国産素材・希少な植物・最先端の美容成分・肌への効果を重視して開発された成分など、差別化につながる素材を見つけることができます。

同様に容器についても、中身(バルク)との相性を考慮し、早期に調達可能な容器を提案してもらえます。
実は化粧品の製造スケジュールでキーポイントとなるのは、「容器のリードタイム(調達にかかる期間)」です。そのため、発売時期が決まっていて急ぐ場合は、OEMメーカーに協力を仰いで容器選定を進めることがポイントとなります。

【Case.2】 容器をオリジナルで制作するスキンケア商品開発(コスト/納期:中)

こちらは容器に関してオリジナル性を重視し、差別化を図るケースです。
当然、コストや納期はCase.1よりもかかりますが、その分、市場競争力を高めることができます。

化粧品・コスメ商品において、容器は中身の保護(保存性)だけに留まらず、使いやすさ(使用性)や商品イメージ(ブランド力)をわかりやすく消費者に伝える、非常に重要な要素です。消費者が直接商品を手に取る店頭販売だけでなく、通販においてもオリジナリティを訴求する効果が得られます。

この場合は、いわゆる「型起こし」と呼ばれる容器のオーダーメイドを行います。そのため、求める形状や機能により、初期費用や開発・製造期間がかかります。さらに、容器には「金型取り数」と呼ばれる量産できる最適ロットがありますので、初期段階からイニシャルコスト、ランニングコスト、納期などを慎重に考慮して検討を進める必要があります。

この場合、もっとも重要なポイントは自社とOEMメーカー、そして容器メーカーが三位一体となって商品開発を進めることです。バルク、容器共に試作の段階から吐出性など使用性に問題がないか、3社で確認しながら進めることで納得感が高く、結果として消費者にも支持される商品が完成します。

【Case.3】 素材もオリジナル独自成分でスキンケア商品開発(コスト/納期:大)

こちらはバルクも含めて、完全オリジナルで商品開発するケースです。
化粧品・コスメ開発者が夢見る、「自社素材の開発」が実現します。近年話題の「ふるさと納税返礼品」や「ご当地コスメ」などで話題を呼ぶことも、夢ではありません。

独自成分の開発は、すでに成分が化粧品表示名称を持っているか否かで、開発ハードルが異なります。

一例を挙げると、「ハトムギエキス」。多くの原料メーカーから発売されており、すでに表示名称を持つ成分です。こういった素材をオリジナル化する場合は、「〇〇産ハトムギエキス」として産地を限定させることで、原料の抽出・製造は元からある「ハトムギエキス」を活用し、オリジナル化できます。

一方、化粧品表示名称を持たない素材からエキスを作る場合は、抽出・製造の検討だけでなく、安全性試験や原料(成分)の申請と登録を関連機関に行う必要があります。このほかにも、開発スタート時の素材のスクリーニング調査・肌への効果を評価する有効性評価など、タスクは多岐にわたります。

もう一つの手法として、すでに存在しているエキスに、発酵などの加工工程を追加するやり方もあります。もちろんこの場合も成分と加工工程に応じて成分の申請や登録が必要になる場合もありますので、「表示名称を持つか・持たないか」を確認することがポイントとなります。

このように独自成分の開発はある程度の予算と長期的な開発となることを前提に、検討を進める必要があります。

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【番外編】「香り」をオリジナルで作るスキンケア商品開発


こちらは「香り」に重点を置いた、商品開発のケースです。実は近年、非常に増えている要望です。

この場合は、「調香師」という香りの調合を専門に行うスタッフを有する香料メーカーと、お客様自身で直接やりとりを行い、イメージやコンセプトにマッチする香りを作り上げることが多いです。なぜなら、香りは官能的なもの。絶妙なバランスで調香されています。そのため、専門家である香料メーカーと直接のやり取りがおすすめです。もちろん、OEMメーカーを介したやりとりや、OEMメーカー側で実績のある香料から調整し、オリジナル香料を開発することも可能です。

ある程度香りが決まってきた段階で実際の化粧品処方に配合して、イメージ通りか、香りの強さは問題ないかを確認しましょう。化粧品の処方によっては「基材臭」と呼ばれる匂いがあり、調香したオリジナル香料と香りが変わってしまうこともあるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしょうか。今回は、オリジナルスキンケアのOEM商品開発のポイントを、事例を交えて解説しました。化粧品・コスメの基本かつ重要なアイテムであるスキンケア商品で差別化された、市場競争力の高いブランドを生み出せれば、非常に強力な武器となります。

東洋新薬はOEMよりさらに上位の企画を含めたODMメーカーとして、お客様にとって最適なオリジナル化粧品・コスメの開発を丁寧に支援します。スキンケア化粧品の開発を検討される際は、ぜひ東洋新薬へお気軽にご相談ください!

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化粧品OEM商品開発における「よくあるお悩み」について、具体的な解決のためのヒントを解説します。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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