【化粧品OEM開発のお悩み解決!⑨】商品に目新しさを与えるにはどうすればいいですか?・・・~脱マンネリ化のために押さえたい2つのポイント~

  • 2021.12.10

商品開発ご担当から、「何か目新しさを加える方法ありますか?」「今の時代に沿った見せた方はありますか?」というお問い合わせをよくいただきます。

長年、消費者に愛されるロングセラー商品があることはとても喜ばしい反面、飽きられてしまうのでは?マンネリ化を防ぐには?にお悩みの方も多いことでしょう。
もともと新商品展開の早い化粧品・コスメ業界ですが、コロナ禍など外部環境の変化に伴って消費者の意識や嗜好がさらに多様化し、これまで以上に既存商品に新たな価値訴求を加えてアピールする必要性が高まっています。
そして、既に持っている訴求点をアピールしきれていないだけの「もったいない」ケースも、意外と多くあるように思います。
そこで今回は、いまの商品を見直し、違った角度から見せる「脱マンネリ化」のヒントを2つ、ご紹介します。

無料化粧品OEM開発のお悩み解決!vol.2

環境に配慮した原料が含まれていませんか?

環境に配慮した原料が含まれていませんか?

SDGsなどへの認知の高まりから、「環境配慮原料」という視点で改めて原料を確認すると、新たな訴求点が見つかるかもしれません。

化粧品原料の植物エキスは多くの場合、本来は廃棄される果実が使用されています。たとえば果物栽培では、果実の数を間引きする摘果(てきか)作業が欠かせません。これは収穫期の果実の大きさや品質を整えるだけではなく、果実の樹木を元気に維持していくためにも、欠かすことができない大事な行程です。その際に未熟で間引かれ本来は廃棄される果実が、化粧品原料として二次利用されることが多くあります。
また、鮭の鼻軟骨から取られる機能性成分プロテオグリカン。昔から研究されてきた成分ですが、かつては1g数千万円と言われる希少原料でした。しかし現在は、廃棄される鮭の頭部を用いて原料化しています。
こうした本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアなど新たな付加価値を持たせ、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることを「アップサイクル」と呼び、さまざまな業界で注目を集めています。

原料にストーリーはありませんか?

原料にストーリーはありませんか?

配合されている原料にストーリー性を加えると、商品に奥行きが添えられます。

たとえば、由来の植物が特定の地域でしか生育しない理由がありませんか?生産地の労働が保護されているサステナブルな原料であったりしませんか?その植物が現地でどんな存在でしょうか?もしかすると「神が宿る」などの伝承があったり・・・。調べてみると、意外な側面を持つ原料が含まれているかもしれません。※産地は変更になる場合があるので、その点は注意が必要です。

無料化粧品OEM開発のお悩み解決!vol.2

まとめ

いかがでしょうか。これらの原料にまつわる環境配慮やストーリーは、OEM/ODM会社に問い合わせしてみると、きっと何かしら、回答が貰えると思います。

この記事が、少しでも商品のマンネリ化を防ぐヒントになれば幸いです。
世に送り出した皆様の大切な商品が、長く販売が続けられますように!

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化粧品OEM商品開発における「よくあるお悩み」について、具体的な解決のためのヒントを解説します。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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