「超特急&短納期」で化粧品OEMを進める5つのポイントとは?

  • 2023.10.10
OEM 納期

「〇月までに新商品を発売したいです・・・何ができますか?」

当社はお客様からこのようなお問い合わせを、頻繁にいただきます。発売計画の変更、売り上げを補填したい、季節性の高いキャンペーンを打ちたいなど、その背景にある事情はさまざまです。化粧品・コスメOEM商品開発と製造のプロである東洋新薬ではこれまで、こういったご相談に対してできる限りの対応を行ってきました。

そこで今回は、そんな超特急&短納期で化粧品・コスメ商品を市場に投入するためのポイントを5つ、ご紹介します。

目次
1.短納期でのOEMのポイント1:「香り」と「色」の調整に時間をかけ過ぎない
2.短納期でのOEMのポイント2:パッケージの記載項目に注意する
3.短納期でのOEMのポイント3:容器の選択に注意する
4.短納期でのOEMのポイント4:OEMメーカーが所持する汎用処方を活用する
5.短納期でのOEMのポイント5:「医薬部外品」も可能なケースもある
6.まとめ

短納期でのOEMのポイント1:「香り」と「色」の調整に時間をかけ過ぎない

最初にお伝えしたい短納期でのOEMのポイントは、「香り」と「色」の調整に時間をかけ過ぎないこと。効率的に商品を市場に投入するためにはむしろ、「香り」と「色」はつけない方がベターです。

商品開発において「香り」と「色」は重要な要素である一方、調整に非常に時間がかかり、製造スケジュールを圧迫しやすい項目です。期間を優先するのであれば思い切ってここの要素を外し、OEMメーカーとの調整のラリーを最小限に抑えましょう。

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短納期でのOEMのポイント2:パッケージの記載項目に注意する

化粧品・コスメOEMの商品開発において、パッケージの記載要素もまた、思わぬ納期遅延をもたらしやすい項目です。具体的には、アレルギー試験などの安全性試験を行い「〇〇試験済み」といった情報をパッケージに記載しようとすると、確定するまで入稿できず、パッケージの仕上がりが大きくズレ込んで、納品も商品のリリースも遅れてしまいます。

回避策としては、安全性試験の結果はパッケージへの記載にせず、配布物やWebサイトなど、他の媒体に任せる方法があります。どうしてもパッケージに記載する必要がある場合は、すでに試験済みの処方がOEMメーカー側にないかを確認し、その中から処方を選択しましょう。

短納期でのOEMのポイント3:容器の選択に注意する

化粧品・コスメOEMの商品開発を短納期で行う場合、もっとも重要なのは容器の選択です。凝った装飾や印刷調整が難しいデザインは避け、シンプルな容器を選ぶことをお勧めします。

また、採用するバルクとの相性という点では、OEMメーカー側からの提案を重視しましょう。一見、バルクと相性が良さそうに見える容器も、実際に試験を行うと適切に吐出できないなど、不具合が生じるケースも少なくありません。バルクと容器の相性など専門的な領域は、知見と経験が豊富なプロであるOEMメーカーに任せてみてください。

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短納期でのOEMのポイント4:OEMメーカーが所持する汎用処方を活用する

処方面においても、短納期でOEM開発を行う場合はOEMメーカーが所持する汎用処方を活用しましょう。
その際、幅広い複数のサンプルを一度に取り寄せて、OEMメーカーとのやり取りのラリーを最小限に抑えることが、短納期開発のコツです。また、安定性試験をじっくり行うこともできないため、添加する機能性成分は微量しか追加できないことも念頭に入れておきましょう。

短納期でのOEMのポイント5:「医薬部外品」も可能なケースもある

短納期でのOEM商品開発の場合、「医薬部外品の発売はムリ・・・」と諦めていないでしょうか。実は、超特急開発の場合でも、医薬部外品の商品化は可能です。OEMメーカーによっては、すでに申請済みの処方を持っているケースがあるからです。

医薬部外品申請済の処方を使用することで、通常の申請期間(5〜6か月)および、費用が削減できます。ただし、当然ながらまったく同一の処方が他の商品にも使われている可能性がある、というデメリットがあります。また、機能性成分の追加や、テクスチャーの調整などの成分の変更を伴うことは一切できない、ということも理解しておきましょう。

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まとめ

いかがでしょうか?今回は何らかの事情で超特急、短納期で化粧品・コスメOEMの商品開発を行わなければならなくなった際、押さえておくべき5つのポイントをご紹介しました。これらのポイントを実践することで、商品開発プロセスを迅速化し、市場投入までの時間を短縮することができます。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2023年1月20日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2022年8月31日時点、自社調べ)

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