オールインワンジェルOEM商品の付加価値&ブランド展開アイデア｜通販ビジネスステーション

その手軽さから世代や性別を超えて支持される、オールインワン化粧品。

今回はオールインワン化粧品・コスメのOEM商品開発を検討中の方に向けて、「オールインワンジェル」付加価値訴求のポイントおよび、ブランドとしてのアイテム展開アイデアをご紹介します。

目次: 1.オールインワン化粧品とは？人気の理由や関連市場の現在; 2.オールインワン化粧品・OEM商品開発アイテム種別; 2-1.オールインワンジェル; 2-2.オールインワン美容液; 2-3.オールインワンローション; 3.「売れる」オールインワンジェルの商品開発アイデア; 3-1.シワ改善; 3-2.敏感肌向け; 3-3.メンズ向け; 3-4.ヘアケア; 4.オールインワンジェル発売後のブランド展開例; 4-1.展開例1：悩みに特化したオールインワンジェル; 4-2.展開例２：アイテムカテゴリの拡大; 5.すぐに商品化可能！オススメ「オールインワンジェル」OEM商品・付加価値アイデア; 5-1.アイデア1：シワ改善＋美白効果; 5-2.アイデア2：メンズ向け; 6.まとめ

オールインワン化粧品とは？人気の理由や関連市場の現在

オールインワン化粧品とは、化粧水・乳液・保湿クリーム・美容液など複数の効果を併せ持つ基礎化粧品（スキンケアコスメ）です。

洗顔後に化粧水や乳液を重ね付けする必要がなく、これ1つで済む手軽さからスキンケア初心者や家事・育児で忙しい世代、そしてお財布にやさしい商品を求める層などから幅広い支持を受けて、2000年代からさまざまな商品が登場しました。

当初は品質に物足りなさを感じる声もありましたが、近年は使用感も向上し、より明確なコンセプトを持つ薬用アイテムが相次ぎ発売されるなど、進化を続けています。

市場規模も2013年頃から伸長を続けており、コロナ禍でも躍進。女性だけでなく男性もSNSやコロナ禍でWeb会議が増えたことで、自身の見た目に気を配る人が増えました。

また、ネットショッピングの普及により周囲の目を気にせず商品を購入できることも、メンズスキンケア商品の市場を拡大する要因となっています。

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オールインワン化粧品・OEM商品開発アイテム種別

続いては、オールインワン化粧品のアイテム種別についてご紹介します。

オールインワン化粧品の中でもっとも市場品が多いのはジェル。そのほか、美容液やローションタイプも商品展開されています。

オールインワンジェル

水分と油分をバランスよく配合している剤型です。ジャー容器が最も一般的ですが、ポンプやチューブでも商品化が可能。

ジェルの使用感はみずみずしいものからクリームに近いものなどさまざま。肌なじみがよくベタつかない使用感も、オールインワン化粧品にはピッタリです。

オールインワン美容液

一般にジェルよりも粘度が低く、ゆるいテクスチャーが多いアイテムです。

オールインワンジェルよりも美容成分を豊富に配合したり、明確に効能効果を訴求できる医薬部外品として開発するなど、機能性を押し出した製品が目立ちます。

ポンプ容器を選択し、スキンケアビギナーに使用量をわかりやすく案内する例もあります。

オールインワンローション

ひげそり後に使うアフターシェーブローションとの関連性もあり、男性向けアイテムが中心です。

顔だけでなく体にも使える大容量タイプや、メイクの上から使用ができるミストタイプも発売されています。また、「化粧液」「保湿液」など商品名を工夫する製品もあります。

使用の手軽さに特化したミストアイテムがある一方、保湿力を視覚的にアピールできるとろみのあるバルク（中身）で発売する商品もあります。

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「売れる」オールインワンジェルの商品開発アイデア

それでは、ここからは「オールインワンジェル」OEM商品開発時の、アイデアをご紹介します。

シワ改善

年齢とともに深くなっていくシワは女性のお悩みで常に上位に君臨しています。シワ改善の作用が含まれているオールインワンジェルはユーザーにも人気があります。

具体的には、ナイアシンアミドなどの有効成分を配合することで、シワや色素沈着、くすみの減少、弾力向上効果が期待でき、多くの女性が求めるオールインワンジェルの商品設計が可能になります。

敏感肌向け

肌が敏感な状態で、保湿クリームや化粧水を幾度となく塗り重ねると摩擦に繋がり、肌荒れを悪化させます。そこで、肌へ触れる回数を少なくできるオールインワンジェルが注目されています。

コロナ禍でのマスク生活で擦れが肌トラブルの一因になることが広く知られたことも、注目度が高まった理由かもしれません。花粉など外的要因や生理周期によって肌が揺らいだときに使う「お守りコスメ」の側面もあり、定期販売向けには工夫が必要です。

＞関連情報：敏感肌とは？その要因とメカニズム、オススメのスキンケア

メンズ向け

女性と比較してスキンケア使用率の低い男性。「簡単」「手軽」を合言葉に、ひげそり後につけるだけのオールインワンジェルは、初めてのスキンケアアイテムとして人気です。

また、健康・美容意識の高い男性向けにはジムやサウナへ行った際に使う携帯アイテムというプロモーションもできます。若年層を中心に化粧水や乳液といったスキンケアステップの広がりもあるため、シリーズ展開もしやすいカテゴリです。

ヘアケア

シャンプーとトリートメント（リンス・コンディショナー）が一緒になったアイテムです。ひと昔前のオールインワンシャンプーはきしみやすい商品もありましたが、最新のオールインワンシャンプーは頭皮の汚れをやさしく取り除き、髪を保護する機能性に優れた商品が発売されています。

髪の抜け毛が気になる方、すすぐ回数が減ることで節水できることからエコ・サステナブル・環境配慮のキーワードでもプロモーションが可能です。

オールインワンジェル発売後のブランド展開例

オールインワン化粧品は単品で効果を訴求できるため、ブランドとしての商品展開が難しい側面もあります。単品リピートだけに頼らず、ブランド展開することで売上の相乗効果を狙うことができます。オールインワンジェルを例にとり、ブランド展開例をご紹介しましょう。

展開例1：悩みに特化したオールインワンジェル

高保湿ケア、皮脂ケア、リンクルケア、美白ケアなど肌にまつわる悩みを細分化し、オールインワンジェルのアイテム展開を増やします。マルチなイメージのあるオールインワンジェルでも、ユーザーが自分の悩みに合わせた商品を選択できることで満足感や効果実感が得られ、継続利用が期待できます。

展開例2：アイテムカテゴリの拡大

部分用クリーム、美容液、朝用クリームなどオールインワンジェルを中心にしてブランドラインナップを拡充していきます。ローションとオールインワンジェルを組み合わせ、2STEPのスキンケアメソッドを提唱するブランドも増えています。日本ではローションの利用が習慣になっているユーザーが多いことが理由と考えられます。

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すぐに商品化可能！オススメ「オールインワンジェル」OEM商品・付加価値アイデア

東洋新薬では、早期に商品開発可能な化粧品・コスメOEM商品を提供しています。

中でも、これ1本で手軽に本格エイジングケアが可能な「シワ改善オールインワンジェル」は、有効成分ナイアシンアミド配合の医薬部外品として、幅広い商品開発が可能です。

シワ改善オールインワンジェル

この商品は、たとえば以下のような付加価値アイデアが可能です。

アイデア1：シワ改善＋美白効果

面倒な使い分け不要のオールインワンジェルにナイアシンアミドを有効成分として配合することで、シワ改善と美白のW訴求を実現。シワ改善の有効成分として承認されているナイアシンアミドにより、できてしまったシワに働きかける医薬部外品オールインワンジェルとして展開可能です。

アイデア2：メンズ向け

スキンケアしたいけれど、アイテムをたくさん使うのは面倒。そんな男性にオールインワンジェルはピッタリのアイテムです。お好みのテクスチャーに調整できますので、オイリー肌や乾燥肌の男性に向けた、さまざまな商品展開が可能です。

まとめ

いかがでしょうか。今回は、進化を遂げる時短ケアアイテムとして注目のオールインワン化粧品の中から、オールインワンジェルの商品化アイデアをご紹介しました。

東洋新薬では、化粧品・コスメOEMの商品企画から製造はもちろん、薬事申請、有用性試験までトータルでサポートしています。また、渋谷に商品開発専用のオープンラボ「クイックラボ渋谷（QLS）」も開設。ものづくりの過程を写真やビデオなどのコンテンツとして記録、SNSプラットフォームに配信することも可能です。

「売れる」化粧品・コスメのOEM商品開発なら、ぜひ東洋新薬までお問い合わせください。