ピーリングコスメとは?~「角質ケア」「ピーリングケア」OEM開発のススメ
- 2021.05.25

誰もが憧れる、卵のようなつるんとした肌。
今回は消費者ニーズの高い「ピーリングコスメ」化粧品について解説します。
- 目次
- 1.高いニーズを保つ「角質ケア」「ピーリングケア」化粧品
- 2.「ケミカルピーリング」との違いと商品化の注意点
- 3.ピーリングケア化粧品の種類
- 3-1.酸
- 3-2.スクラブ
- 3-3.酵素
- 3-4.ゴマージュ
- 3-5.美容液
- 4.まとめ
高いニーズを保つ「角質ケア」「ピーリングケア」化粧品
通常、私達の肌は「ターンオーバー」と呼ばれる肌の生まれ変わりを繰り返しています。
しかし、加齢や乾燥が引き金となりターンオーバーが遅れると、古い角質が肌表面に残り、ざらつきやくすみ、ごわつきを引き起こします。
古い角質を取り除くデイリーケアは洗顔やクレンジングが担ってくれますが、スペシャルケアとしての「角質ケア」「ピーリングケア」化粧品は、高いニーズがあるアイテムの一つです。
「ケミカルピーリング」との違いと商品化の注意点
ケミカルピーリングとは、美容クリニックなど医療機関で行われている施術の一つ。欧米で広く行われてきた美容施術です。皮膚に刺激を与えることで新陳代謝を促進し、ハリ感アップやニキビ跡改善など美容効果が期待できます。
現在は日本人向け開発も進み肌への刺激が少ないものもありますが、過去には腫れや炎症の被害が報告されたこともありました。
市販されているピーリングアイテムは、ケミカルピーリングに使用されている成分の配合濃度を変更し、効果をマイルドにして販売されています。
しかしケミカルピーリングと同様、古い角質を取り除くため肌への負担はゼロではありません。長期的に愛用していただくためには、消費者に対し使用方法や使用回数を正しく伝える必要があるアイテムです。
ピーリングケア化粧品の種類
酸
「AHA」や「サリチル酸」など、ケミカルピーリングで用いられている成分が一部使用されるものです。
「AHA」はアルファヒドロキシ酸の略。AHA成分はフルーツに多く含まれていることから「フルーツ酸」とも呼ばれますが、化粧品表示名称では「乳酸」や「グリコール酸」です。
スクラブ
スクラブ剤は、皮膚表面を物理的な力で磨き上げます。
クレイやソルトなど、ザラザラ感がある粒が配合されている商品です。
2000年代以前はマイクロプラスチックビーズが中心的に用いられていましたが、近年の環境配慮の観点から配合を禁止する国が増加し、現在では世界的に天然由来原料が用いられています。
酵素
酵素は、古くなった角質を分解し、肌をなめらかにします。
酵素の特性として、水に触れると活性が劣るため、粉末洗顔に配合されます。
ゴマージュ
ジェルタイプが多く、肌に馴染ませるとポロポロとカスが出てくる製品です。
かかとや腋、膝などボディアイテムで見られます。ポロポロと出てくるものは古い角質ではなく、ポリマー剤などの化粧品中に配合されている成分です。しかし、視覚的に角質が取れる印象をつけられるため、市場品が数多く発売されています。
美容液
洗顔後すぐに使用するアイテムが主です。
コットンに浸して使用する拭き取り化粧水や、角質代謝(ターンオーバー)を促進させる成分を配合した美容液もあります。
まとめ
いかがでしょうか。ピーリングコスメには、さまざまな種類があります。OEM開発の際は、剤型や使用方法のイメージを持って開発することが大切です。
>関連情報:化粧品OEMとは?~ODMとの違い・工程と期間・依頼時のコツ
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