「承認済み処方」のメリットとは?「医薬部外品」化粧品・コスメOEM商品開発が短納期で!

  • 2025.04.28

日々、化粧品・コスメ商品の企画・開発に携わる皆さまにとって、市場ニーズを捉え、迅速に新商品を開発することは、重要な課題です。特に、医薬部外品(薬用化粧品など)の開発は、多くの手続きと時間を要するため、企業にとって大きな負担となります。

そこで今回は、東洋新薬が提供する「承認済み処方」を活用することで、医薬部外品の化粧品・コスメのOEM商品開発がいかにスムーズに、効率的に行えるのか、そのメリットを詳しく解説します。

目次
1.時間と手間がかかる医薬部外品の商品化
2.「承認済み処方」を活用するメリット
3.東洋新薬の承認済み処方は多岐にわたる
3-1.東洋新薬が提供可能な「承認済み処方」の例
4.承認済み処方のデメリットと注意点は?
5.それでも「承認済み処方」がおススメな理由
6.まとめ

時間と手間がかかる医薬部外品の商品化

医薬部外品(薬用化粧品など)の化粧品・コスメを市場に投入するには、一般の化粧品とは異なり、厚生労働省の承認が不可欠です。

この承認を得るためには、以下のプロセスを経る必要があります。

  • 処方の決定: 配合する有効成分やその他の成分、処方の安定性などを検討します。
  • 処方の有効性・品質の確認:各種試験を実施し、有効性と安全性・安定性を確認します。
  • 膨大な申請資料の作成:申請に必要な情報を整理し、厚生労働省に提出するための資料を作成します。
  • 審査機関での審査: 厚生労働省の審査機関が、提出した資料を基に審査を行います。申請した企業は、申請内容に関わる質疑応答など、審査機関とやり取りを行います。

これらのプロセスは非常に複雑で、多くの時間と労力を必要とします。

通常、医薬部外品は処方決定後、申請から承認まで約5か月を要し、開発開始から製品化までには1年程度かかることが一般的です。

これは、スピードを重視する企業にとって、大きな障壁となります。

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「承認済み処方」を活用するメリット

そこで有効となるのが、OEMメーカーである東洋新薬がすでに厚生労働省の承認を取得している、「承認済み処方」を活用する方法です。

「承認済み処方」を活用することで、ブランドオーナー企業側は、次のようなメリットが得られます。

  • 開発期間の大幅な短縮: 通常、新規申請には約5か月かかりますが、「承認済み処方」を活用することで、この期間を大幅に短縮。迅速な商品化が可能です。
  • コスト削減: 試験や申請手続きにかかる費用を抑えることができ、開発コストを削減できます。
  • スムーズな量産: 過去の商品化実績に基づき、スムーズに量産体制に移行できます。

東洋新薬の承認済み処方は多岐にわたる

東洋新薬は、多種多様な医薬部外品の処方を保有しています。
そのため、多様なニーズに応え、スピーディーなOEM商品開発をサポート可能です。

東洋新薬が提供可能な「承認済み処方」の例

  • スキンケア: 化粧水、乳液、美容液、オールインワンジェル、クリーム
  • クレンジング・UVケア: クレンジング、日焼け止め
  • ヘアケア: 育毛剤、シャンプー、コンディショナー ほか

特に、医薬部外品で人気の高い効能効果である「シワ改善」や「美白」に対応した処方を豊富に用意しています。
話題の美容成分である「ナイアシンアミド」や「ツボクサエキス」、「ビタミンC誘導体」などを配合した承認済み処方により、迅速な商品化をサポートします。

承認済み処方のデメリットと注意点は?

このように多くのメリットがある承認済み処方ですが、いくつか注意すべき点があります。

●処方の中身にオリジナリティが出しづらい
テクスチャーの調整や成分の追加・削除などのアレンジは基本的に行えません。

●他のブランドでも同じ処方で商品化される可能性がある
同じ処方が複数のブランドで商品化される可能性があるため、独自性を強く打ち出したい場合には不向きな場合があります。

他のブランドからも同様の商品が発売されることについて、ブランドオーナーの捉え方はさまざまです。あくまでも独自性を追求するブランドもあれば、他社と競合しても市場投入のスピードを優先したい、と考えるブランドも少なくありません。

例えば、かつて新型コロナウィルスが流行しはじめたとき、同じ処方の「ハンドサニタイザー」が、異なるブランドで多数商品化されました。これらの商品はパッケージこそ異なるものの、中身は同じでした。商機を見出した多くのブランドが「すぐに商品化できる」と、こぞって飛びついた承認済み処方だったのです。

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それでも「承認済み処方」がおススメな理由

前述のようなデメリットを理解した上で、それでも

  • 早期に商品を市場に投入し、競争優位性を確立したい
  • 新たな市場への参入やテストマーケティングを迅速に行いたい
  • 承認プロセスにかかるリスクとコストを最小限に抑えたい

とお考えのブランドオーナーにとっては、「承認済み処方」を活用したOEM商品開発は、魅力的な選択肢です。

まとめ

東洋新薬では、シワ改善・美白・抗炎症・育毛・殺菌など、多様な効能効果を持つ医薬部外品有効成分と、それらを組み合わせた豊富な承認済み処方を提供し、お客様のOEM商品開発を強力にサポートします。

特に、4つの有効成分を組み合わせた医薬部外品スキンケアアイテムは、化粧品業界の展示会「化粧品開発展2024」でのご紹介以降、多くのお客様から高い評価をいただいています。

医薬部外品の承認済み処方を活用し、貴社のOEM商品開発を加速させてみませんか?
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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2024年8月15日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2024年5月31日時点、自社調べ)

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