「売れる青汁」は主原料に注目!~差別化商品を生み出す5つのポイント
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- 2021.01.20
「新型コロナ禍で「青汁」が注目されるワケ~青汁市場拡大の理由に迫る」でご紹介した通り、この数年踊り場を迎えていた青汁市場は、コロナ禍を受けて新たな局面に入りました。
そこで今回は、市場を勝ち抜くために重要な差別化ポイントとして、主原料にフォーカスして、どのようなアピールが可能なのかのポイントを探っていきます。
青汁によく使われる原料とは?~栄養素や特徴~
大麦若葉
タンパク質、鉄、カルシウム、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維などを多く含まれています。多くの栄養素がバランスよく含まれていおり、苦みや青臭さが少ないのが特徴です。
ケール
βカロテンやビタミンC、カルシウム、食物繊維を多く含まれています。
栄養価が高く「緑黄色野菜の王様」と呼ばれており、睡眠への影響があると言われているメラトニンも含まれています。少し苦みがあるのが特徴です。
明日葉(あしたば)
ビタミンやミネラルが豊富で、ポリフェノールの一種であるカルコンを含んでいるのが特徴です。また数少ない日本原産の野菜の一つとして知られています。
桑の葉
亜鉛やカルシウム、ミネラルが豊富に含まれています。また桑の葉に含まれるデオキシノジリマイシン(DNJ)が糖の吸収を抑制し、糖尿病の予防効果や高血圧改善、便通改善などに効果があることで知られています。
青汁主原料でのアピール、5つのポイント
1,050億円規模(2019年)を誇る青汁市場は、多くのプレーヤーがしのぎを削る競争が激しい市場ですが、続々と新たな切り口の商品が生み出されています。これはいろいろな成分や切り口を付加できる「器の広い」青汁ならでは、の特長でしょう。
市場の中で差別化を図るため、青汁主原料、青汁主原料以外の配合素材、味、パッケージデザインなど、各社さまざまな観点で特徴をアピールしています。
特に青汁の主原料は、商品のメイン成分であり、最もアピールすべき成分です。
青汁の主原料で強い差別化を図ることができれば、消費者に支持される、強い商品になります。青汁主原料について、差別化の事例をご紹介します。
産地
青汁主原料の最もポピュラーな訴求は、産地です。
多くの青汁は「国産」をアピールしています。さらに最近では、例えば「九州産」など、地域を絞った商品も増えています。それにより希少性や、その土地についてのストーリーも語ることができます。野菜など生鮮食品を選ぶ際にも、産地が細かくわかった方が消費者は安心して購買することは、ご自身の経験からも理解いただけると思います。
栽培方法
栽培方法のこだわりを紹介することで、その商品に対する思いの強さをアピールできます。農薬を使用せずに栽培をすることは、安全安心を商品に込めることをアピールできます。オーガニック(有機JAS)は、自然への配慮、サスティナブルを考えて開発されたことがアピールでき、トレンドをつかんだストーリーを組むことができます。
顔が見える生産者
産地のストーリーや栽培のストーリーをさらにリアルに魅せるために、実際の生産者の顔や語りは非常に有用です。生産者の顔が見えることで信頼性を高め、生産者の思いを語ることで商品へのこだわりを高めることができます。さらに訴求を高めるため単なる顔写真+コメントではなく、実際の産地を背景に生産者と開発者、専門家、キャスティングしたタレントさんなどが対談するビデオを用いるといった手法も取り入れられています。
飲みやすさ
青汁主原料の形状や風味は、嗜好性に強く影響します。粉砕した状態が粗いものであれば当然喉ごしは悪く、継続性が悪化します。飲みやすい商品であることのアピールは、同時にいかに消費者のことを考えて開発しているかのアピールにもつながります。「美味しい」商品であることをアピールするには、画像のシズル感も重要です。
製法特許
青汁主原料で製法特許を取得しているケースは希少です。特許は他社には真似できないオンリーワンの訴求です。製法特許に独自のネーミングをつけることで、さらにオリジナリティをアピールすることができます。例えば、青汁主原料を細かく喉ごしのよいパウダー状に粉砕する製法特許に『超微粉砕製法』といったネーミングを付与することで、飲みやすさを強く差別化を図ることができます。
まとめ
いかがでしょうか。今回ご紹介した青汁主原料での差別化は、東洋新薬でご提供できます。
それ以外に、副素材の組み合わせやそのストーリー作り・味づくり・パッケージデザイン・有識者のご紹介・青汁レシピのご提供・研究所の撮影等のご提案など、販売者様に合わせた差別化のお手伝いが可能です。
青汁受託シェアトップクラスの東洋新薬に、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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