化粧水OEM商品開発のポイントと商品企画事例

  • 2022.07.05

毎日のスキンケアで欠かせないアイテムである化粧水。化粧品の売上構成比の中でも、単独剤型で最も高いシェアを誇ります*1。透明でさらさらなテクスチャーをイメージする化粧水ですが、最近では高付加価値アイテムとして、化粧液と呼ばれるとろみのあるタイプや2層式・カプセルタイプなど、さまざまなアイテムが発売されています。

今回は化粧水の種類からOEM商品開発時のポイント、商品企画例をご紹介します。

目次
1.化粧水の種類
2.化粧水OEM商品開発時のポイント
3.化粧品OEM・商品企画事例
3-1.水に特徴をもたせる
3-2.薬用アイテム
3-3.ミスト状化粧水
3-4.映える!化粧水
4.まとめ

化粧水の種類

化粧水の役割は、水分を与え、うるおいのある肌にすることです。特徴別に細分化すると、下記の3タイプに分けられます。

・保湿化粧水
一般に化粧水と呼ばれ、商品分類別構成比で9割を占めるメジャーなタイプです。保湿成分を配合し、角質層にうるおいを与え、肌を柔らかく保ちます。

・収れん化粧水
毛穴の引き締め作用や皮脂分泌抑制作用を持つ化粧水です。アルコールを配合している場合が多く、すっきりとした使用感で脂性肌やTゾーンのみの使用がおすすめです。

・ふきとり化粧水
余分な角質や簡単なメイク、クレンジングで残った余分な油分のふき取りができる化粧水です。コットンにつけて使用します。洗い流す必要がなく、すっきり感を得られ、ごわつきやざらつきに効果的です。

「収れん化粧水」や「ふきとり化粧水」は、続くマスク生活の角質・毛穴・ニキビ対策アイテムとして話題になった商品もあります。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

化粧水OEM商品開発時のポイント

化粧水のOEM商品開発時には、テクスチャーの希望をOEMメーカーへお伝えください。

テクスチャーには大まかに、

・粘度(とろみ)
・見た目(透明〜白濁)
・塗布後の後肌(さっぱり〜しっとり)
・浸透力(ゆっくり〜はやい)

といった項目があります。

まったくイメージがない場合は、ターゲットやイメージしている商品をOEMメーカーに伝えると、近い処方を提案してもらえますので、ご相談ください。

化粧水の主成分は水系の成分です。そのため、保湿効果を与えたり使用感を良くするエモリエント剤(オイル)の配合が難しく、おりや沈殿が発生しやすいため、安定性を注視しながら処方検討を行う必要があります。

とろみタイプは塗布時のしっとり感を感じやすく、高保湿・敏感肌向けを訴求する商品が目立ちます。
一方、さらさらタイプは肌なじみの良さを感じられることからメンズ向けが多く見受けられます。

見た目が特徴的な白濁タイプはオイルを高配合し、エマルジョン化(乳化)していることから肌の表面に膜をはり、水分を保持するエモリエント力が期待でき、塗布後のもっちりとしたハリ感を感じられます。

ターゲット層に合わせたテクスチャーの検討を行うとよいでしょう。

化粧品OEM・商品企画事例

水に特徴をもたせる

化粧水の主成分である水を「温泉水」「果実水」などに置き換えることで、特別感を演出することができます。

また、サステナブルな取り組みの一つである水資源の保護*2という観点でも、植物や果物からエキスを抽出する際の副産物である「果実水」「コラーゲン水」「シルク水」を利用した化粧水が発売されています。

精油を製造する際の蒸留水を利用した「芳香蒸留水」も水の代替が可能な化粧品原料の一つです。化粧水の開発で界面活性剤フリーかつ香料の香りを感じさせたい場合に利用されています。芳香蒸留水を利用する場合は、水すべてを置き換えることはできないため、注意が必要です。

いずれの場合も、水の代わりにエキスを配合することとなるため、開発する際に、コスト含めて実現可能か確認し、進めることが大切です。

薬用アイテム

機能性の高さをアピールしやすく、注目のカテゴリです。

いわゆる「薬用化粧品」「医薬部外品」とも呼ばれ、シワ改善、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ、抗炎症(肌あれ、ニキビを防ぐ)といった訴求が選択する有効成分によって、定められています。ターゲットや訴求したい内容を伝えると、OEMメーカーから提案を受けられるでしょう。

ミスト状化粧水

エアゾール容器やミストスプレー容器にはいっており、霧のように細かい粒子が肌の上に均一に広がるアイテムです。メイクの上からも使える化粧水やメイク崩れを防ぐフィックスミスト、肌に触れる負担を最小限にした敏感肌向けローションとして発売されています。

容器との相性も大切になるため、バルクと容器をセットで検討することが大切です。

映える!化粧水

SNSでコスメを検索することが当たり前になった今、見た目がユニークな「映える」アイテムは消費者の目を引きます。

肌の上に乗せると崩れる崩壊性カプセルを配合した化粧水や、水と油に分かれており、使う前に振って使う二層式ローションがあげられます。カラフルなカプセルや使う瞬間に混ぜるひと手間が、使用時のワクワク感を生み出せます。

カプセルの中には機能性成分を配合しているものもあり、見た目だけでなく、スキンケア効果もあります。ただし、カプセルを配合することで、テクスチャーに制限が発生する場合もあり、OEMメーカーと相談しながら進めることが大切です。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

まとめ

いかがでしょうか。今回はスキンケアアイテムの主力商品である化粧品について、OEM商品開発時のポイントと事例をご紹介しました。

東洋新薬では、数多くの化粧水商品のOEM開発・製造実績があります。
「売れる」化粧水のOEM商品企画をご検討の際は、ぜひお気軽にお声がけください。

参考:
*1 富士経済 化粧品マーケティング要覧 2022
*2 水の国際行動の10年 – 2018-2028 世界的な水危機を回避するために

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

医薬部外品の商品開発を例に、化粧品・コスメのOEM 製造の流れをできる限り細かく、お客様側とOEM 側でそれぞれどのような対応があり、またどういった点に注意すべきなのかをまとめた資料です。

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