世界トレンド「クリーンビューティー」が支持される理由

  • トレンド情報
  • 化粧品
  • 2020.11.09

コチラでご紹介した通り、欧米の若い⼥性を中⼼に今、「クリーンビューティー」と呼ばれる新しいジャンルが注⽬を集めています。今回は、なぜクリーンビューティーが広がり、支持を受けているのかについて考えてみましょう。

目次
1.化粧品の内容成分への不信感、また興味関心の高まり
2.未来のために正しいものを選択したい
3.敏感肌人口の増加
4.マーケティング視点から見たクリーンビューティー

化粧品の内容成分への不信感、また興味関心の高まり

パッケージに書かれている化粧品の表示名称だけでは、素人には何が配合されているかがわかりません。特に、肌に合うスキンケアがなかなか見つからない、肌トラブルを抱えている人は「自分が使っている化粧品って、実は何か肌に悪いものが入っているのでは?」と密かに思ってきました。

そんな従来のスキンケア商品に疑問や不信感を抱いた人たち、あるいは肌の有識者たちが皮切りとなり、立ち上げた新たなスキンケアブランドが、後にクリーンビューティーと呼ばれるジャンルを形成していったのです。

彼ら、彼女らは消費者の疑問や質問に丁寧に回答し、情報公開という形で安心安全も提供してきました。インターネットなどで情報にあふれ、素人にとっては何が正しい情報かわからない状況の中、包み隠さず公開することが、市場で受け入れられたと言えます。

日本でもかつて、食の安全を懸念して加工食品の中身の透明性や生産者の追跡などを公開する動きがありましたが、それの化粧品バージョンと考えるとわかりやすいですね。

現在、化粧品成分を自分で検索ができるWebサイトや、バーコードを読み取るだけでスキンケア商品にどのような成分が入っているかを表示するアプリが存在しています。

未来のために正しいものを選択したい

若い世代を中心に環境への関心は高まる一方です。世界各地で起こっている温暖化現象、次々と起こる異常気象など、これからの自分たちが住む世界がどうなるのかを不安視する声と、それを防ごうとする若者が次々と活動を広げています。

そういった中から、きちんと環境に配慮された「正しい商品」「未来にとって価値ある商品」を購入しよう、という流れが起きています。商品だけでなく、消費者は企業の姿勢も見ています。多少価格が高くても価値がある商品が認められる土壌を背景に、クリーンビューティーの各ブランドポリシーに共感した消費者が、商品を手に取っているのです。

敏感肌人口の増加

クリーンビューティーのパイオニア達の中には、市場品に対して「肌に合わない」「何か違う」という気づきから、ブランドを立ち上げた人もいます。

敏感肌の人は年々増加しています。その原因として、環境汚染、恒常的なストレス、睡眠不足、生理やホルモンバランスの乱れ、乱れた食生活・生活習慣、電子機器の多用などで、身体の疲れが肌にも現れ、敏感肌となってしまうのです。特に女性はライフステージによって生活が大きく変わり、そのストレスである日突然、肌トラブルに見舞われることがあります。

肌の悩みが深刻な人ほど、かつて肌トラブルを抱えていた人達が創設したブランドに対する共感や支持の気持ちが強く、自分の克服ストーリーもイメージしやすいものです。

そして、情報が開示されていることで安心して手に取ることができます。さらに、実際に使って肌の調子が安定すれば、もうその商品を手放したくなくなるでしょう。

マーケティング視点から見たクリーンビューティー

さまざまな情報が溢れる昨今、消費者はより「正しさ」を求め、商品を購買するときの目は、より鋭くなっています。それに、販売側はどう応えるかが問われているのではないでしょうか。

クリーンビューティーのブランドに共通するのは「方向性を明確に」「積極的に情報開示し」「敏感な消費者の期待に応える」ということでしょう。

そういう意味でクリーンビューティーは、現代ならではの本当の安心・安全を提供しようという、消費者ニーズを的確に捉えたマーケティング戦略と言えるのかもしれないですね。

【参考】
>化粧品ODM/OEM開発サービスにご興味のある方はこちら

関連記事

無料“ニューノーマル”でEC・通販はどう変わる?売上UPのポイント

コロナ禍でEC・通販はどう影響を受けたのか?を掘り下げ、そこから見えてくる「EC売上UPのポイント」をご紹介します。

人気記事ランキング
お役立ち資料一覧を見る
サービス案内

お問い合わせ
株式会社東洋新薬

株式会社東洋新薬