【化粧品OEM開発のお悩み解決!⑪】~化粧品OEM商品開発~製造における「変更」時におさえるべき2つのポイント

  • 2022.01.26

Vol.11の今回は、化粧品OEMの「変更」によって生じるトラブルを防ぐ方法についてご紹介します。

目次
1.「変更」によって生じるトラブルを防ぐ方法
1-1.(1)記録を残す
1-2.(2)変更が生じる場合は、できるだけ早く連絡を
2.まとめ

「変更」によって生じるトラブルを防ぐ方法

長い化粧品のOEM商品開発〜製造プロセスの中で、「変更」はあらゆる所で発生します。

成分やテクスチャーなどの処方、容器の材質や着色、製造ロットや納品先。また、発売後も社名や住所などのパッケージの記載内容などなど・・・。

OEM商品開発と製造工程におけるさまざまな「変更」は、大きなトラブルにつながりやすいタイミングです。お客様からも「変更が生じるたびにトラブルが起こるのが理由で、OEM先を変えた」という声をよくお聞きします。

当社ではこうした「変更」の際は最善の注意を払い、社内の関係各部署と連携して慎重に対応しますが、時にヒヤッとすることがあるのも事実。そこで今回は、「変更」の際のOEM会社とのやり取りで注意すべきポイントを、2つご紹介します。

(1)記録を残す

人は良くも悪くも忘れる生き物。商品開発のような長いプロセスとタスクがある業務では、「記録を残す」ことが最重要事項です。特に「変更」に関しては、しっかりと「いつ」「誰に」「何を」依頼したかを、記録に残す必要があります。

前述の「変更が生じるたびにトラブルが起こるのが理由で、製造会社を変えた」お客様曰く、「製造業者にとってメリットがある変更点はすぐに対応してくれるのに、手間がかかる変更点にはなかなか対応してもらえず、不信感につながった」とのことでした。

言った・言っていない、聞いた・聞いていないといった不毛なやり取りを防ぐには、重要な点は口頭だけのやり取りでは済まさず、商談メモや議事録をとり、打ち合わせ後にメールで送り、双方で共有するようにしましょう。

当社では記録に残すことを重要視しており、決定事項や次のアクションは商談後にメールでご連絡します。とくに「変更」というイレギュラーな出来事を正しく認識し、齟齬なく進行するためには、業務上のエビデンス(証拠)を残す・共有する意識が、非常に重要です。

(2)変更が生じる場合は、できるだけ早く連絡を

「変更」要望をいただいても、残念ながら対応が間に合わないこともあります。既に各種試験が開始されている、パッケージなどの印刷が終わり加工工程まで進んでしまっているなど・・・。「より良い商品を」という思いからのせっかくの変更要望が叶わなくなるのは非常に残念ですので、変更が生じる場合は、次の予定された商談を待たず、至急ご連絡ください。

お客様側からみると一見、些細な変更に思えるものも、製造側では関連する部署が複数に渡る、手続きや社内処理に長い時間を要するものも多くあります。「変更が生じる可能性がある」との予告でも構いませんので、一刻も早くOEM会社に連絡しましょう。

こうした早め早めの連絡が、より良い商品を形にするための「変更」リクエストをかなえる可能性を高めます。

>関連記事:化粧品OEMが売れない理由とは|選ばれる商品開発のコツ

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まとめ

いかがでしょうか。今回は化粧品OEM商品開発〜製造時における、「変更」時の注意点をお伝えしました。東洋新薬では長年の経験とノウハウを基に、初めての商品開発でも安心・確実なサポートを提供します。ぜひお気軽に、ご相談ください!

>関連情報:化粧品OEMサービス
>お問い合わせはこちら
>関連情報:【化粧品OEM】委託先変更時の注意点とは?

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医薬部外品の商品開発を例に、化粧品・コスメのOEM製造の流れをまとめた資料です。お客様側とOEM側のそれぞれの対応や注意点などをご紹介します。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2024年8月15日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2024年5月31日時点、自社調べ)

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