初心者必見!化粧品開発の自習・自学にオススメの教材5選

  • 2024.05.13

春になり、新入社員を迎え入れる季節となりました。中には、新年度から新たに化粧品の商品開発に携わる方も多いことでしょう。

先輩社員の皆さまがレクチャー、指導を行う機会も増える時期、その際にどんな資料を活用すれば教材として最適なのか、お悩みではないでしょうか。
また、自身が学ぶ側の方も、どんな教材を自習・自学すればよいか、教材をお探しの方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、業界未経験の方が化粧品開発を学ぶときに役立つ教材・Webサイトをご紹介します。
もちろん、新しい方だけでなく先輩社員の皆さまにとっても、知識の再チェックや調べものに重宝するものですので、「お気に入り」に保存してご活用ください!

目次
1.「日本化粧品検定」対策テキスト(教材)
2.Cosmetic-Info.jp /コスメティックインフォ(Webサイト)
3.化粧品成分オンライン(Webサイト)
4.週刊粧業(新聞/デジタル版)
5.花王 スキンケアナビ(Webサイト)
6.誰かの美容法の本
7.インフルエンサー発信の一部
8.まとめ

「日本化粧品検定」対策テキスト(教材)

日本化粧品検定とは、一般社団法人日本化粧品検定協会が行う、化粧品に関する幅広い知識を身につけることを目的とした文部科学省後援の検定試験です。3級から1級まであり、受験資格は特になく、どなたでも、どの級からでも受験できるため、多くの企業が美容関連の業務に携わる社員向けにスキル向上として受験を導入しています。

日本化粧品検定の公式教材には、化粧品業界に携わる方にとって必要最低限な知識や、仕事をしていると日常的に飛び交う専門用語が盛り込まれており、消費者への対応にも役立ちます。

特に1級テキストは、受験せずともいつでも必要な時に読めるよう、手元に1冊(オフィスに1冊)、持っておくことをおすすめします。

>日本化粧品検定
>日本化粧品検定 公式教材

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

Cosmetic-Info.jp / コスメティックインフォ(Webサイト)

化粧品の技術者の間では、広く知れているWebサイト。「表示名称、原料、処方例の検索ができる化粧品技術者のためのデータベースサイト」とある通り、化粧品原料がデータベース化され、まとめられています。

化粧品の技術者、開発関係者にとって、もはやこのサイトなくしては仕事になりません。国内で流通している多くの化粧品原料や処方例、表示名称などが、特に登録することもなく無料で検索可能。長年スキンケア開発に従事された一般社団法人化粧品成分検定協会 代表理事、神奈川工科大学客員教授であり化粧品開発コンサルタントでもある久光一誠先生によって運営されています。

化粧品初心者も日頃目にする化粧品表示名称を調べることで、徐々に原料に関する知見が広がります。

>Cosmetic-Info.jp

化粧品成分オンライン(Webサイト)

上記コスメティックインフォに似ていますが、こちらは成分表示名にそって成分を詳しく解説しているWebサイトです。

「中立から根拠に基づく成分情報を伝える化粧品成分情報サイト」とある通り、作用メカニズムなど多少難しい記載がありますが、これらを繰り返し読むことで、肌に関する専門知識も深まります。

>化粧品成分オンライン

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

週刊粧業(新聞/デジタル版)

毎週月曜日に発行される「週刊粧業」という新聞(紙版)、またそのデジタル版です。1953年創刊と歴史が長く、株式会社週刊粧業が発行しています。

化粧品、トイレタリー製品・石鹸洗剤・歯磨き等などの日用品、そして医薬品、美容業、装粧品、エステティックを中心とした総合専門情報紙で、業界の最新情報を入手することができます。

また、新聞版ほどの内容ではありませんが、週刊粧業のホームページでも無料で業界の動向情報が閲覧できます。

>週刊粧業

花王 スキンケアナビ(Webサイト)

カウンセリングからセルフまで多くの化粧品ブランドをもつ花王株式会社が運営する、肌の基礎知識からスキンケアの方法などを説明しているWebサイトです。

皮膚科学に基づいた知見を基に、わかりやすく図解や写真入りで解説されています。

>花王 スキンケアナビ

一方で、商品開発向けには あまりおすすめできないものもありますので、ご注意ください。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

誰かの美容法の本

美容法のトレンドや一例として学ぶには良いですし、適切な情報もありますが、中には根拠の浅い美容法やお手入れ、また志向・思考に偏り(〇〇除去、〇〇我慢、〇〇は肌に悪い、など)があるものも見受けられます。そのため、個人発信の美容法の書籍類は、化粧品開発の学習として一般的な情報を得るためには、残念ながら適していません。

インフルエンサー発信の一部

インフルエンサーにも化粧品開発や皮膚に関して専門的なバックグラウンドがある方もいらっしゃいますが、一部では根拠がない・あいまい・事実と反すると思われる情報が配信されていることも見受けられますので、十分注意しましょう。化粧品開発においては情報の客観性・公平性に常に注意を払い、情報を正しく取捨選択することが重要です。

無料OEM 商品企画~製造の流れガイド~【化粧品編】

まとめ

いかがでしょうか。今回は、業界未経験の方が化粧品開発を学ぶときに役立つ教材やWebサイトをご紹介しました。

東洋新薬では化粧品・コスメOEM商品開発について、企画から製造までを丁寧にサポートいたします。お悩み事があればお気軽に、弊社営業担当までお声がけください。

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医薬部外品の商品開発を例に、化粧品・コスメのOEM製造の流れをまとめた資料です。お客様側とOEM側のそれぞれの対応や注意点などをご紹介します。

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※1:日本製薬団体連合会ホームページ、医薬品等承認情報に基づき集計。調査期間:2016年1月1日~12月31日(当社調べ)
※2:消費者庁2024年8月15日発表情報より作成【許可取得実績数300件】
※3:消費者庁公開情報の製造受託を主たる業務とする企業の届出情報を基に、届出件数、独自エビデンス数を抽出・集計。(2024年5月31日時点、自社調べ)

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